【岩合光昭】カピバラの顔つきでわかる「ある動物」の気配〈dot.〉
1/25(土) 7:00配信
カピバラパンタナール北部(ブラジル)■オリンパスOM-D E-M1MarkII・M.ズイコーデジタル ED 40 ~ 150ミリF2.8 PRO・ISO200・絞りf13・125分の1秒(撮影/岩合光昭)
カピバラの家族が皆で同じ方向を向いている。真剣な顔で何を見ているのかと目をやると、対岸にジャガーがいた。パンタナールではカピバラを見ていると、ジャガーの存在がわかることがある。カピバラの顔がさっと変わり、緊張が走るとき、たいがい彼らの視線の先にはジャガーがいる。
【画像】まるで「チョコボール」? ブラジルのオオハシ
パンタナールで印象的だったのは、カピバラが人を怖がらないということ。アマゾンでは数百メートル先でも逃げられてしまうのに、ここではお尻に手が届きそうな距離まで近寄ることができた。撮影の片腕になっていたガイドに聞くと「人の近くにいればジャガーに襲われない、と彼らはわかっているのさ」と言った。
カピバラはやさしい動物で、普段はおっとりとしている。子どもをとても大切にし、家族は常に一緒だ。彼らを見ているとこちらまで和やかな気持ちになった。
写真・文=岩合光昭
※『アサヒカメラ』2020年1月号より
適職だと思います !!
隊長は"あの人"だからなあ~
国家資格は一応あるので、調査費有料にしようかな。
頭も良さそうな気がするんですけど。。。
岩合さんも、野生動物に対して特殊な能力をお持ちです。