レアル・マドリーの元フランス代表FWベンゼマやバジャドリードの元フランス代表FWベン・アルファが名を連ねたU-17フランス代表で10番を背負い、2004年のU-17欧州選手権を制したアンデルレヒトの元フランス代表MFナスリが2018年W杯を制したフランス代表について、「2018年のW杯優勝は素直に嬉しかった。そこでプレーしていた友人もいたからね。でも、何か物足りないよ。クラックがいないんだ。」とコメントしました。
続けてナスリは2018年W杯でフランス代表を率いたデシャン監督について、「デシャン監督はは異なる3つのチームを作り上げたけど、俺は気に食わない。」とした上で、「今のフランス代表をグアルディオラ監督が率いたら、どうなるか分かるよ。きっと、いま以上に選手たちはエンジョイできるようになるよ。夢は膨らむばかりだ。」と、自身がかつて所属したマンCで現在指揮を執るグアルディオラ監督を引き合いに出してデシャン監督を批判しました。
そしてナスリは「なぜ、俺らが招集されないんだ? そもそもベンゼマが2016年のユーロと2018年のW杯に出られなかったのか理解できないし、なんで俺が2014年のW杯に出られなかったのかが理解できない。ベン・アルファもそうだ。ニースで絶好調だったのに、なぜ2016年のユーロから外されたんだ? 全く理解できない。」と、2004年のU-17選手権を制したU-17フランス代表のメンバーが10年後のフランス代表では重用されてないことを嘆きました。
最後にナスリは近年のフランス代表の選考基準にも言及し、「選考は監督次第さ。レキップ(フランスの全国紙)に書いてあるようなことをそのままやる監督も多い。つまり依怙贔屓だらけなんだよ。」とこき下ろし、「選手選考の基準は完全に変わった。今までは何よりもクラブでのプレーがよくなければいけなかった。けど、今はもはやそうではなくなったんだよ。」とコメントしました。
ナスリやベンゼマにベン・アルファ、ミランでもプレーした元フランス代表FWメネズと聞いてたら、規律を重んじるデシャン監督でなくともフランス代表への招集を躊躇すると思います。
問題児ばなりなので、、、。