イングランド・プレミアリーグのチェルシーOBの元スコットランド代表FWサットンがプレミアリーグの第32節でトッテナムに逆転負けを喫した古巣チェルシーについて、「コンテ監督がとうとうネタを切らした、そう思わせる日だった。」と、チェルシーを率いるコンテ監督を批判しました。
続けてサットンは「絶対に勝たなくてはいけない、しかも宿敵との一戦で、チェルシーは格の違いを見せつけられた。トッテナムが逆転した瞬間に勝負は決していたように思う。」と、両チームに差があったとした上で「後半、チェルシーは枠内シュートがなかった。それでもコンテ監督は81分まで選手交代を行わなかった。フロントに戦えるだけの選手層が不足しているとアピールでもしたかったのか?もしそうならば、やるタイミングを完全に間違えたね。」と、コンテ監督の采配を批判しました。
また、サットンは「前年度チャンピオンの姿は、今や見る影もない。昨シーズン、コンテ監督は3バックを用いてプレミアリーグで旋風を巻き起こした戦術マスターだった。だが今シーズンは(プレミアリーグで)9敗も喫している。」と、プレミアリーグを制覇した昨シーズンと今シーズンを比較した上で「彼には同情する。彼は周りを巻き込む熱いタイプであり、ここまでチェルシーのファンからも支持されてきた。誇り高き男である。今回の敗戦でトップ4の座はほぼ不可能になった。これで胸を張ってクラブを去るチャンスはFAカップだけしかない。」と、コンテ監督の退団について言及しました。
そして、サットンはコンテ監督の実質前任となるマンUのモウリーニョ監督を引き合いに出し、「こういう形でトッテナムに敗れたからには、コンテ監督のブルーズが残念な終焉に向かっていると言わざるを得ない。コンテ監督はモウリーニョ監督のシーズンは嫌だと言っていた。しかし、たいして変わらない成績になっているのだ。」と、今シーズンは前年度の優勝から一転して降格圏まで低迷した一昨シーズンと変わらないと指摘しました。
ネタ切れと言う表現は、適格だと思います。
一方で、コンテ監督の引き出しには4バック、4-3-3や4-2-4もあると思うのですが、、、。