唐突ですが(自分ではブログで匂わせていたつもりですが)、アルファロメオが好きです。
そのアルファロメオを最初に知ったのは、「あぶない刑事」の劇場版。
日産のレパードに代わってアルファロメオの164が登場する訳ですが、覆面パトカーが外車で左ハンドルなのが変だと思って、映画の内容は全く頭に入りませんでした。
同時にその時はアルファロメオに惚れることはなかったのですが、惚れるきっかけとなったのが、アーケードゲームの「セガ ツーリングカー チャンピオンシップ」に登場した155。
もっともその時は、後にSSにも移植されるこのゲームに登場した155をただカッコイイと思っただけでしたが、本格的に惚れたのは2代目クワヒロカーのプントのスポルティング・アバルトを購入し、黒サソリの歴史を辿っていったら155に辿り着いた時です。
そこで、ゲームに登場した155の背景がDTMと知り、ツーリングカーよりもラリーが好きでアバルトだった訳ですが、ランチアのWRCからの撤退を残念に思いながらもアバルトの血が入ったアルファ・コルセの155が本国イタリアの隣のドイツのDTMを制覇したことにロマンを感じました。
そこからアルファロメオのエンブレムは本拠地であるミラノの僭主であったヴィスコンティ家に基づいたものであることや、フェラーリがアルファロメオのレーシングチームから始まったことも知ってその歴史にもよりロマンを感じる訳です。
故にジェレミー・クラークソンの「車好きであれば、アルファロメオを所有すべき」にも共感する一方で、プントを所有したことで、同じイタ車のアルファロメオもすぐ壊れたり動かなくなったりすることが容易に想像が付く訳です。
同時に家族を持ったことで、余裕があればまた別なのですが、家族を乗せる訳にもいかないということも理解出来る訳です。
その代わりというか、その一部を担ってくれると思ったのが、155にも携わったワルテル・デ・シルヴァがデザインしたフォルクスワーゲンのゴルフ7だったりします(もちろんゴルフもアルファロメオに比重する歴史だったりと、他にもゴルフを選んだ魅力がある訳ですが、それはまた別の機会にします)
もっともそのゴルフ7はプントよりも早く、半分も乗れずに手放した訳ですが(⇒イタリア車よりも残念なドイツ車の話はコチラ)、、、。
話はアルファロメオに戻って、そのアルファロメオの車の中でも個人的にベスト10に入るであろうアルファGTの中古車が、通勤経路にある中古車屋に飾ってあります。
それも破格の値段、ピニンファリーナが手掛けたデザインにアルファロッソを纏った車体がバーゲンプライスだったりする訳です。
ゴルフ7を手放すと決めた時、アルファロメオとうるさい夫に妻は「どうせ外車は壊れるんだから、アルファロメオでもいいよ」と言ってくれました。
言ってはくれましたが、ゴルフ7で疲れていたこともありますし、何よりゴルフ7のようなことは家族には避けたいと思って(⇒息子をゴルフ7に乗せている時に警告灯が付いた話はコチラ)余計にアルファロメオは選べません、、、。
代わりに目に入ったのがトヨタのオーリス、偶然にもアルファロッソにも負けないレッドマイカMのオーリスでした。
もちろんオーリスにはアルファロメオやフォルクスワーゲンのような歴史はありません。
2代限りですし。
でも、オーリスのキーンルックはアルファロメオやルノーにも負けない昆虫系ですし、ゴルフ7よりも年式の古い中古車にも関わらず、ゴルフ7よりもよく走ってくれています(⇒ゴルフ7との比較はコチラ)。
なので、アルファGTは眺めておくだけで十分です。
また、昔オレンジの155 V6 TIのミニカーを購入したのですが、トミカプレミアムでも155をリリースして欲しいです。