記事にしようと思って中々記事にしていなかったのですが、この一年の間にトヨタの現行のアクアとプリウスにそれぞれ試乗する機会がありました。
まず2代目となるアクアですが、ハイブリッドをより身近にすることが使命であったと思われる初代と印象が変わった、ベースグレードで100万円台後半から200万円オーバーへと車格(価格)が上がった分質感も当然上がった印象を受けました。
初代は3代目のプリウスの質感やそのエコというキャラクターからなる所有する喜びを期待して外れてしまうケースもあったかと思いますが、2代目はそれこそ3代目のプリウスに初めて乗った時と同じ印象を受けました。
両者の価格も近いですし、シフトレバーも初代はガソリン車の延長となるゲート式でしたが、2代目はプリウス特有とも言えるスティックタイプですし。
乗り心地や走りも初代よりも高まった、プリウスに寄っていった印象ですし。
また、評論家によっては2代目を日産のノートの上位車となるオーラと比べる方もおられますが、2代目のアクアもオーラに迫る勢いの仕上がり具体だと思いました。
何よりその燃費性能に改めて驚かされました。
去年の夏でしたが、3人乗車で燃費は30km/リットルでしたし。
一方で、残念に思ったのがPOWER+モード。
その名の通りのモードであると同時に日産のePOWERのようなワンペダルに近いモードだと思うのですが、アクセルを緩めた際の抵抗が僕には強すぎる感じで、これは正直好きになれないと思いました。
また、これはシエンタにも当てはまりますが、ハイブリッドと逆行するような足踏み式のサイドブレーキが残念です(その②に続く)。