民主党の松本環境相が、閣議後の記者会見で3月末で終了した家電エコポイント制度に関連し、「麻生元首相はよくやった。CO2削減効果と経済効果がものすごく大きかった。」と述べ、家電エコポイントを導入した自民党の麻生元首相を絶賛したそうです。
また、枝野官房長官は先日の記者会見で確か菅内閣の成果は特にないみたいなことを偉そうに言ってました。
自分たちの無能っぷりをよくもまぁ堂々としゃべれるもんです。
というか、麻生元首相よりも民主党の方が庶民の味方ってテンションじゃなかったっけ?
もっとも小沢元代表に鳩山前総理が庶民の味方でないことは衆議院選挙よりも前に分かっていたことですが。
一方で、カップラーメンの値段を知らない麻生元首相は叩きまくっったのに、松本環境相や枝野官房長官のこの発言がスルーされるのが不思議。
そう言えば、先日菅総理の特使として中国を訪問した麻生元首相に同行したどこぞの週刊誌の記者が、麻生政権時代に毎週のように麻生首相の批判記事(「麻生総理、この漢字読めますか? 」「ゴルゴ13を見て外交するなかれ」とか。いや、ゴルゴ13は読んどくべきです)を書いたことを懺悔したい気分に駆られた上に「私たちはなぜ、”一度任せてみて下さい”などという甘言に騙されて、民主党に政権を託してしまったのだろう?」みたいなテンションの手記を寄せたそうです。
いやいや、責任転嫁してどうする。仮にもジャーナリズムのはしくれならペンを置けよ。
あの時麻生元総理が叩かれるべきは漢字が読めなかったことではなく、高速道路を休日1000円にした際に困る人のことを考えなかったことだと思う。
同時に、一国のトップが知るべきはカップラーメンの値段ではなく、帝王学であると改めて思う今日この頃。
2番じゃダメなんだよね、2番じゃ。