「フットボールマネージャー2024」のプレイ日記、FAGIANO OKAYAMAの2025年シーズン開幕プレビューです。
①総評
J1初挑戦でアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしたFAGIANO OKAYAMA。過密日程が予想されえる今季はJ2昇格に貢献したベテラン外国人が去ったDFを中心に積極的な補強を展開。昨季のJ1得点王のZé Pauloを擁する攻撃陣には現役ギリシャ代表のDimitrios Dimantakosも加わり、カップ戦も含めた4つのコンペティションを戦う戦力を整えつつるが、現実的には今季もJ1残留が目標となる。
戦術的には今季もクワヒロ・バラーナ監督が志向する守備的なカウンターサッカーを採用、バラーナ監督就任後から一貫して採用されてきた5-3-2のマイナーチェンジ版である5-2-1-2を採用するが、これまで採用してきたリベロの起用は適任者がいないとして断念。退団したBujisの後継者としてバラーナ監督は新加入のVeendropuを3バックの中央で起用すると明言しているが、その役割はカバーリングを主とするスイーパーとし、J1初年度の課題である守備力向上を狙う。
②主力選手紹介・・・名前・国籍・背番号・ポジション・コメント
Daiki Hotta JPN 1 GK
昨シーズンからキャプテンに就任した不動の守護神。
Louis Yamaguchi JPN 13 GK
昨季開幕直前にフリー移籍で加入した第3GK。4つのコンペティションを戦う今季はカップ戦要員として期待される。
Taiki Yamada JPN 21 GK
U-23代表出場経験のある若手GK。今季こそレギュラー争いに挑む。
Hayate Shiroma JPN 3 DF
187cmの長身を生かしたヘディングとフィード能力に優れ、一昨季はJ2優勝に貢献したCB。J1昇格初年度の昨季はリベロでの起用も試みられたが、安定感に欠いた。今季は新加入のVeendropuやSatoとらのポジション争いが予想される。
Keisuke Nishimura JPN 4 DF
昨季開幕直前にフリー移籍で加入したCB。昨季は空き番の6番を背負ったが、今季からYamagata在籍時と同じ4番を背負う。
Yasutaka Yanagi JPN 5 DF
主将の座を降り、一時は退団も噂されたが、チームに残留。高いジャンプ力を生かしたヘディングを武器に今季はレギュラー返り咲きを狙う。
Keziah Veendropu NED 6 DF
退団したBujisの後釜として、インドのBENGALURUから獲得したオランダ出身のCB。バラーナ監督は同胞のBujisと同じ様に3バックの中央での起用を明言するが、その役割はリベロではなく、カバーリングを期待するとのこと。
Yota Sato JPN 31 DF
Shonanから加入したCB。強靭なフィジカルと足元の技術を兼ね備える。運動量も豊富。
Ko Yanagisawa JPN 32 DF
右サイドを強化したいバラーナ監督の方針に沿い、Yokohama-FCから加入することになった右サイドバック。守備力が高く、ダイナミズモとスピードとを兼ね備える。
Yoshitaka Suzuki JPN 43 DF
昨季は出場機会を求めてシーズン中盤にレンタルで移籍。開幕前に正式に退団が決定した。
Ayumu Ohata JPN 66 DF
昨季、コンディションの整わないTakagiの代わりに移籍期限終了間際に急遽Urawaから獲得した左サイドバック。加入当初はTakagiの代役、すわなちSueyoshiのバックアッパーとしての序列であったが、クロスの精度では劣るも総合力の高さでシーズン終盤にはSueyoshiからポジションを奪取した。
Yuya Takagi JPN 2 MF
昨シーズン序盤はコンディションが中々整わなかったが、出場すれば、左足からの高精度クロスで好機を演出した。
Shogo Rikiyasu JPN 8 MF
シーズン序盤は Hasegawaはポジションを争ったが、ダブルボランチ採用後はHasegawaとコンビを形成。今季から背番号を26からKanazawa在籍時と同じ8番に変更した。
Yudai Tanaka JPN 10 MF
昨季開幕前はレギュラーも、ダブルボランチ採用後はシステム変更の煽りを受けてレギュラー落ち。今季は昨季のJ1得点王のZé Pauloとトップ下の座を争うが、バラーナ監督は守備的MFでの起用も示唆。
Ryoshuke Kawano JPN 16 MF
右サイドのスペシャリスト。これまでMottaにとポジションを争ったが、今季は新加入のYanagisawaと左サイドから回ってきたSueyoshiとレギュラーを争う。
Rui Sueyohi JPN 17 MF
J2で17アシストを記録した左ウイングバックはJ1でも16アシストを記録したが、Ohataの台頭もあり、バラーナ監督は利き足と同じ右サイドへのコンバートを示唆。
Koh Myong-Jin KOR 22 MF
利き足の左でチャンスを演出する、ベテランのインサイドハーフ。一昨シーズンのJ2優勝の立役者となり、昨季はJ1でも得意の左足でベストゴールを記録したが、後半戦からインサイドハーフを置かないシステムへの変更でレギュラー落ち。契約最終年の今季はボランチやトップ下、左ウイングバックでの起用が濃厚。
Dudu BRA 25 MF
G-Osakaから獲得が決定したブラジル人のボランチ。バラ―ナ監督はダブルボランチにおける守備的な役割での起用を明言しているが、攻撃的な役割や右ウイングバックでも計算できる万能性を兼ね備える。
Yushi Hasegawa JPN 40 MF
昨季開幕直前に期限付き移籍で加入し、Tokushima戦以外は不動の中盤の底としてJ2優勝に貢献した。完全移籍での加入が決定。
Taishi Senba JPN 44 MF
本職のセンターハーフはもちろんトップ下やFWもこなす。出場機会は限られるが、バラ―ナ監督曰く、「困った時のSenbaさん」。
Zé Paulo BRA 94 MF
高い身体能力とボール扱いに長け、ストライカー並みの得点力も誇る大型ブラジル人MF。昨季はJ1で22ゴールを記録し、J1得点王に輝くと共にJ1昇格初年度で3位の入ったチームの立役者となった。
Kunimoto Suzuki JPN 9 FW
昨季から副キャプテンに就任するも、新加入のZé PauloやUsamiとポジション争いを強いられた。
Dimitrios Dimantakos GRE 11 FW
破格の移籍金450万円で獲得した現役ギリシャ代表のストライカー。バラーナ監督は前線からの守備も期待する。
Solomon Sakuragawa JPN 18 FW
一昨季のJ2得点王はJ1でも長身を生かしたヘディングが武器に2桁ゴールを記録した。
Takuya Kimura JPN 27 FW
レンタル先のNaraから復帰を果たしたが、シーズン途中で再びレンタル移籍。開幕前に正式に退団が決定した。
Nagi Kawatani JPN 33 FW
昨季はJ2のChibaにレンタル移籍するも終盤まで出場機会に恵まれず。今季もJ2のGunmaで武者修行に励む。
Takashi Usami JPN 39 FW
昨季開幕後にG-Osakaから加入。J1初昇格を果たしたFAGIANO OKAYAMAに豊富な経験をもたらす一方で、1トップを採用した前半戦はトップ下の座を同じく新加入のZé Pauloから奪えずに故障で離脱。復帰後は2トップの1枚に収まったが、不完全燃焼のシーズンとなった。
Lucao BRA 99 FW
高さと柔軟なテクニックを兼ね備えるブラジル人ストライカー。J1では途中出場が多かったが、ジャパンリーグカップではレギュラーで起用され、チームトップの5ゴールを記録した。
③予想フォーメーション:5-2-1-2DM WB
GK Hotta(Yamada)
DF Sato(Shiroma)、Veendropu、Nishimura(Yanagi)
MF Yanagisawa(Sueyohi)、Dudu、Rikiyasu(Hasegawa)、Ohata(Takagi)、Zé Paulo
FW Dimantakos(Usama)、Sakuragawa(Lucao)