『クワヒロさん、(フォルクスワーゲンの)ゴルフは良いですか?』
そう聞かれたのは自治会の会長をしていた時で、尋ねられたのはトヨタのクラウンに乗られていた自治会の役員の方でした。
当時のクワヒロカーは5代目のフォルクスワーゲンのゴルフ7で、クラウンの乗り換えにゴルフ7のヴァリアントを検討されているとのことでした。
やっぱり輸入車≒不具合のイメージがあると思いますし、実際ルームランプの中に見慣れないドイツの虫が入っていたことはありました。
また、購入から2年経つか経たないかといったある日にオイルが漏れていてそれは緩んでいたからだと増し締めして一旦はオイル漏れが止まるも半年後に再発すると、結局はクラッチが削れていることが原因ということはありました(DSGがDレンジの時に7速に入った時に時々異音が聞こえていて、それを購入当初から正規ディーラーに伝えるも問題ないと言われていたのですが、あの音は削れていた音だったのかもしれません)。
ただ、当時はそれ以上にゴルフ7に満足していたので、僕の答えは、
『もちろん、ゴルフはいいですよ』
でした。
そして、正規ディーラーも紹介したのですが、フォルクスワーゲンも取り扱っている某国産車のディーラーとの付き合いがあったみたいで、そこからヴァリアントを購入されました。
ただ、それからその方は海外転勤となってほどなくコロナ禍でお会いすることがなくなりました。
また、ヴァリアントには、単身赴任のご主人に代わって奥様がハンドルを握られていました。
その一方で、我が家のゴル7は2回目の車検を控えた半年前から入院し(⇒記事はコチラ)、2回目の車検を経て(⇒2回目の車検はコチラ)、車検証を貼ってほどなく手放しました(⇒ゴル7とお別れした記事はコチラ)。
故に、その方の近くを通る度に、それはほぼ毎日なのですが、ヴァリアントのことが気掛かりでした。
奥様との接点が私はもちろん妻もあまりなく、かつ東北の方では、高速のサービスエリアで燃えてましたし(⇒記事はコチラ)。
それが転勤を終えて帰国され、この週末に久々にお会いしました。
私がゴル7を手放した話をすると『それは金銭的にも大変だったでしょう』とお心遣いを下さる一方、自身のゴル7の不具合を伝えた上でヴァリアントの様子を伺うと、『警告灯が点灯しても走れるからガン無視して走っている』とのことでした。
安心する一方で、まだ走れる分、うらやましいと思いました。
何だかんだで、某国産車のディーラーのメンテが、正規ディーラーよりも良い気がします。
こっちは突然エンコして、特に通勤時はシャレになりませんでしたし、半年経っても元に戻らなかったですし。
逆に『今は何に乗られているんですか?』と問われ、『トヨタです』と応えると、『やっぱりトヨタは安心ですよね』とおっしゃられていました。