中3の時だったと記憶しているのですが、当時中1の弟が買ったギターが、我が家にやってきたアコースティックじゃない最初のギターでした。
駅前の楽器屋さんで買ってきたのですが、GTXというメーカーの、若干水色よりの青のストラトキャスターでした。
当時の楽器系の音楽誌では、ギターやベースはサンキュッパから、と書かれていて。
後に自分も買うフェルナンデスのストラトタイプのギターも39,800円だったのですが、国産の有名なメーカーの、使えるギターやベースは39,800円からと言われていました。
ただ、中学生がお小遣いやお年玉で39,800円を貯めるまで、ロックを、バンドをやりたい気持ちを抑えることは出来ません。
私も中2の時にお年玉で買った最初のベースはハリケーンという当時も今も聞いたことのないメーカーのプレシジョンベースでした。
話はギターに戻りますが、アンプまでは手が届かず、父親のステレオにつないで音を出して。
私も弾かせてもらって、思うような音はでないのですが、デヴィッド・ボウイの♪Hang On to Yourselfのギターソロを耳コピした記憶があります。
そのストラトですが、今はどうか知りませんが、フェルナンデスのストラトタイプがサンキュッパだったように総じてストラトが一番手頃なモデルでした。
二十歳を過ぎてテレキャスやレス・ポールもどきを弾いたのですが、ストラトよりも弾きやすかったと思います。
また、ローリー寺西も最初に買ったギターはストラトで、アンプにさしてもイメージした音が出なかったとインタビューで語っていた記憶があるのですが、テレキャスやレス・ポールよりも弾きにくい&シングルコイルでアンプだけでは簡単に思うように歪まないストラトでも挫折しないとギターを弾けるようになるのではないかと今になって思います。
私はパワーコードだけで、弾けるといようりは持っているだけでしたが。
ベースも似たようなものでしたが。
話はGTXのストラトに戻って、ストラトと言えば、黒や白のイメージがあって。
青は中学生ながらも珍しいと思っていて。
後にジェフ・ベックの「ギター・ショップ」のジャケットを見て、GTXのストラトはこれのオマージュだったのではないかと思いました。
そのジェフ・ベックはヤードバーズの♪For Your Loveぐらいしか聴いたことがないのですが、ジェフ・ベックと言えば、あのGTXのストラトキャスターを思い出しました。