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Singles 価格:¥ 874(税込) 発売日:2003-10-20 |
スウェードの「Dog Man Star」にハマリすぎてしまい、すっかりご無沙汰していたお気に入りのCD。
今日は、スウェードの「SINGLES」です、、、。
という訳で、スウェードのシングルを聞き並べてみるとちょっとオブラートに包むと耽美的というか官能的、ストレートだとお下劣な初期から作品を重ねる毎に毒が抜けて行ったように思います。
反面、3rdアルバムの「Coming Up」からの先行シングルで、「SINGLES」ではボーカルのみ録り直された♪Trashを機にポップになったとも思います。
そして、それは2ndアルバムの「Dog Man Star」でメインコンポーザーでギタリストのバーナード・バトラーが脱退し、「Coming Up」からリチャード・オークスにバトンタッチしたことがやっぱり大きいと思います。
マーク・ボランを3倍うまくかつダークにしたようなバーナード・バトラーに対し、バーナード・バトラーよりもひと回り若いリチャード・オークスはさわやかなジョン・スクワイアみたいですし。
また、バーナード・バトラーは脱退理由のひとつに「Dog Man Star」でのボーカルのブレット・アンダーソンの仕事の遅さを挙げていたと記憶しているのですが、「Dog Man Star」を早くリリースしたいバーナードと「Dog Man Star」の完成度をさらに高めたいブレットの対立があったのかもしれないと思いました。
それだけ「Dog Man Star」が素晴らしいということで、、、。
もちろん、「Coming Up」も好きですし、どっちがスウェードの最高傑作かと問われると、応え煮詰まってしまうのですが、、、。