まだ終わらんよ!

エコマーチ vs 500C vs スプラッシュ

 妻の愛車のヴィッツも結構な走行距離になってきたので、来年ぐらいボチボチ買い替えかなぁと思っていたら、9月でエコカー補助金が終了とのニュース、、、。15万円はやっぱり大きい、、、。

 いずれにせよ何に乗りたいのかにもよるので、とりあえず昨日いろいろ試乗に行ってきました。

 まずは発売されたばかりのエコマーチこと4代目マーチに試乗しようということで、日産レッドステージに。ところが、朝一でお店に入ったのですが、誰もいない、、、。もしかして、開店時間よりも早かったのかと時計を見たけど、開店時間はとっくに過ぎてる、、、。国道沿いにあるお店で、決して小さくはないですが、誰もいないし、誰も出てこない、、、。

 そういえば、以前ここでティーダラティオに試乗した時も営業は積極的じゃなかったので(営業マンが試乗車には乗らず、試乗から戻ってきたら用事ができたとのことで帰ってた、、、。)、もうこれはないと思い、次はフィアットの500の試乗に行きました。

 500はエコカーの対象ではありませんし、現実的にも国産車ですが、グローバルに考えようとおよそ10年ぶりにアルファロメオへ。試乗したのは500500でもオープンモデルの500Cの1.4リットル。セミATのデュアロジックがややこしそうということで(ATはATでもクリープせず、セミATというよりはセミMTといった感じ)、最初は僕が試乗。2代目クワヒロカー初代プントと比較するとエンジンは静か。

 というか、かったるい、、、。

 ところが、ダッシュボードのSPORTのボタンを押すと、状況は一変。やっぱりイタ車のエンジンはこうでないと。シフト下げるが+のデュアロジックもイイ感じ(セミATは+が上げるよりも-を上げる方がMTに近いし、違和感がないと改めて思いました)で、足回りもバッチリ。生まれながらのスポーツカーは健在で、やっぱりイタ車は楽しいです(苦笑)。また、アバルトはさらに凄いことになっている気がします。

 ただ、BMWMINIクラブマンクーパーSにもいえることですが、速度や回転数とか、ドライバーに来る情報量が一度に大すぎる気がします。デザインとコストのバランスを取ったらこうなったと思うのですが、これはちょっとツラい、、、。

 あとは、MINIメルセデス・ベンツAクラスよりも僕は良かったと思いますが、ハイテクな分やっぱり故障した時がしんどそうです、、、。それと、500はカラー&パターンのバリエーションが豊富だと思っていましたが、日本では選択肢が少ないのが残念です、、、。

 続いて、今度は日産日産でもブルーステージで、エコマーチに試乗。写真で見る限り、エクステリアはトヨタ2代目パッソそっくりだと思っていましたが、実物を見る限りではどちらかというとフロントはフィアットグランデプント&リアは2代目マーチといった感じ。写真と実物はやっぱり違います。プロアクティブのCMと「がっつりマンデー」の時の眞鍋かをりぐらい違うと思いました。オプションのエアロ類を纏えば、さらにイイ感じ。

 また、タイ産ということで、コストダウンの固まりかと思っていましたが、インテリアもそこそこ。ドアが中から開けやすいです。

 エンジンも直3ということで、軽四みたいな感じを思っていたのですが、これも意外にずっしり。アイドリングストップで燃費も良さそうですし、既存のガソリンエンジンでリッター20km以上は素直に凄いと思います。

 ただ、それだけ。Dに入れて、運転するだけ(2がありません)。足回りは意外にフニャフニャしてませんが、何か不自然で、正直何の面白味もありません、、、。エコカー補助金に便乗しようとしている僕が言うのもなんですが、滑り込みセーフで作った車というか、全体的に煮詰まった感がないというか、、。取りあえず、数だけ揃えましたみたいな感じ、、、。 

 500Cに乗った後だけに、余計につまらないのかもしれませんし、世界160カ国で販売されるグローバルカーということで、評価の高いデュアリスのテイストを期待していた部分もあります(デュアリスに乗ったことはありませんが、、、)。

 ですが、一番安いグレードで車体は100万円以下でもある程度の快適さを求めると値段は予想以上にそこそこしますし、多分エコマーチのトップグレードにナビを付けた値段は、3代目クワヒロカースズキSX4にナビを付けた値段といい勝負だと思います、、、。

 それだけに、これはちょっといかがなものかと、、、。

 ニスモのパーツも揃っていますが、ベースがベースだけに、どうにもこうにもな気がします。

 また、男性よりも女性がメインターゲットだと思いますが、エコマーチみたいな車に乗っている女性を僕はどう口説いたらいいのかわかりません。「エコだねぇ~。」としかいいようがない、、、。

 エコマーチは世界160カ国で販売されるグローバルカーということで、おそらく今後エコマーチをお手本に低燃費でメーカーにとってもコストパフォーマンスに優れた車がこれからどんどん増えていくと思います。

 でも、そんな近未来はちょっと寂しいです、、、。

 もっとも、もっと手頃な値段であれば、印象はまったく変わっていると思います。

 いずれにせよ、試乗する前はエクステリアがイマイチでも中身がイイかもと思っていましたが、試乗した後はまったく逆になりました。

 ちなみに、今から頼んでも納車は11月ぐらいで、エコカー補助金はおそらく間に合わないそうです、、、。

 ラストはスズキで僕が一押しのスプラッシュに試乗。というかもう何回か試乗しているので、今日は同乗。500Cエコマーチに乗ったことで、スプラッシュエコマーチよりも安いヨーロッパ車だと改めて思いましたし(見積もりは、スプラッシュ+HDDナビ<エコマーチのトップグレードでした)、妻も楽しそうで何よりでした。

 エコカー補助金に便乗するかどうかはまだまだ検討中ですが、他にもいろいろ試乗できれば、試乗したいと思います。スイフトもモデルチェンジみたいですし。


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コメント一覧

クワヒロ・バラーナ
左巻き管さん→コメントありがとうございます。
おっしゃる通り民主党政権はいかがなものかと思います。
左巻き菅
貧者にはエコカーやエコポイントの対象となる高額...
http://tokyo.cool.ne.jp/holyweb/minshuto.html
エコカーなどの財源には貧者が食料品などの生活必需品を購入して払った消費税が含まれる。
つまり、エコカーやエコポイントは貧者から富者への所得移転とも見なすことができる。
高速道路無料化などの数々のバラマキの財源確保のために、民主党は消費税を10%に増税して富者のために貧者を苦しめる。
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