イングランド・プレミアリーグの第29節、チェルシーは首位マンCに0-1で敗れました、、、。
消極的なチェルシーの戦い方に批判されていますが、それ自体は僕は問題ではないと思います。
所謂守備的な戦い、堅守速攻、それがブルーズの伝統だと思います。
それでCLも制覇しましたし。
その礎を築いたのはモウリーニョ監督ですが(もちろん00年代の方です)、思えばモウリーニョ監督の前任は守備の文化のあるイタリア・セリエAからやってきたラニエリ監督でしたし、そこをもう少しさかのぼるとセリエAから海を渡った傭兵がブルーズを支えていたと思います。
元イタリア代表FWゾラ然り、元イタリア代表FWヴィアリ然り、元イタリア代表MFディ・マッテオ然り。
元フランス代表DFデサイー然り、元オランダ代表MFフリット然り。
そして、もう一つの伝統が、前線に君臨するターミネーターの存在。
これは僕が一番好きなブルーズであるアンチェロッティ監督のブルーズにおいて、CFだったコートジボワール代表FWドログバの存在をアンチェロッティ監督が称したのですが、これもブルーズの伝統だと思います。
スペイン代表FWジエゴ・コスタ然り、元オランダ代表FWハッセルバインク然り。
逆に元ウクライナ代表FWシェフチェンコや元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、元スコットランド代表FWサットンらはターミネーターになり切れなかった訳です。
そのターミネーターが、昨日のマンC戦にはやはりいなかったと思います。
確かにベルギー代表MFアザールは今季のトップスコアラーかもしれませんが、ゼロトップはブルーズの伝統ではありません。
スペイン代表FWモラタもしくはフランス代表FWジルーのどちらかをCF、先発のCFでコンテ監督は起用すべきです。
そして、もっと泥臭く、アンチェロッティ監督のブルーズや昨季のブルーズのように取れる相手からはゴールを奪い続けるブルーズを見たいです。
チェルシーのレジェンド、元イングランド代表MFランパードがCL初制覇後のコメント借りると、「美しいサッカーではなかったが、精神力を見せた。誰にも文句は言わせない。」
この精神力を見せられる指揮官、それがコンテ監督だと思いますし、もう一度見せて欲しいです。