1977年剣岳北方稜線

キスリングを担いで登山をする人は、皆無になりました。私の現役の頃は大型ザックと言えばこれが主流で、阪神大震災で被災して廃業になりましたが、神戸市東灘区の「トモミツ」というお店で別注していました。ザックやテント、ウエアをはじめ登山用品や食料の軽量化、効率化はめざましく進歩しています。快適な登山をするには不可欠な要素で大変うれしいことです。一方で、42、3年前の現役の頃に苦労して買ったフランス製の羽毛服、羽毛シュラフはまだ使っています。登山用品はホントに丈夫です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　監督・コーチ会に出席して、現役部員と話す機会がありますが、関大体育会４５クラブ（現在、山岳部は休部中）で唯一ユニフォームがないのがワンゲル部で、これをなんとかしたいと思います。男性は黒、女性は赤のシャツが伝統色でしたが、いつからか途切れています。また、現役が担ぐ80リットルの大型ザックの背面には、この写真のように関大ワッペンがなく、学内外へのアピールができておらず、これも何とか復活して欲しいと願っています。今後前向きにOB･OG会からの支援を考えたいと思っています。OB･OG会長　荒金善一（22期）

 

1978年7月　夏期活動　剣岳北方稜線　（先頭を歩くのが筆者）