山本啓二のデジタル講座へようこそ!! 写真を撮りましょう。パソコンで編集・加工しましょう。gooブログへ投稿しましょう。
【 ピント=焦点=狙った部分=大抵は写真の中央部、と言う事だと思います。 】
* 下の写真の左は、ボケ、中央は花にピントぴったり、右はブレ写真です。
ボケとブレの違いは、
ボケ写真では、後の葉っぱにピントが行ってしまい狙った花がボケています。
ブレ写真では、花も後方の葉っぱにもピントが行ってなくて2重写しのように見えます。
ブレの原因はカメラをしっかりと構えて固定すれば防げます。
シャッターを押す時にシャッターと同時にカメラも押されて動いてしまってる場合が多いのです。
両手でしっかりとカメラを固定し、優しくシャッターを押すようにしてください。
* 小さな花の集まりをアップで撮ってみました。
左は、手前ピントで後方がボケています。
中央は、真ん中にピントなので、手前と後方がボケています。
右は、後方ピントになって手前がボケています。
さて、この3枚の写真ですが、どの写真が見やすくて綺麗でしょう。
皆さんなら、どこにピントを合わせて撮りますでしょうか。
答えは、撮るもの、撮り方で変って良いのです。
そして、ボケを上手く利用することが大事な事なんです。
* ボケを利用した写真の例です。
後方をボカすとピントの合ってる手前が浮き上がって見える。
手前をボカすとピントを合わせた後方が強調されて見えます。
自動だからと言って、カメラ任せで撮っていると狙いにピントが合わず、
勝手にボケてしまい、ボケ味を利用できません。
私は、カメラ設定で焦点は中央、測光も中央重点に設定して撮っています。
手前をボカした花の写真は、後方の花を中央で見て、
シャッターを半押ししてピントをあわせた後に、
手前のボケを入れるために、カメラを少し下にずらして撮っています。
カメラ任せのピント合わせでなく、どこにピントが行ってるかを確認してシャッターを押してください。
これだけで、ボケ味を生かした綺麗な写真が撮れます。
左右の違いは絞りによる背景ボケ味の違いです。 左はボケ味がソフトな仕上がりに見えます。
この薔薇写真は右の方が花が浮き上がってくるように見えます。
明日からでも練習を重ねて、綺麗な写真を撮ってください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます