今日は、1月17日。16年前の今日、阪神淡路大震災が平和な町を一瞬にして暗闇に変えたのでした。KYOは、当時の勤務していた会社が神戸にゆかりがあったので被災後2日目に神戸に救援に行ったのです。西宮北口まで電車はOKで、始発で向かいそこから六甲アイランドまで30Km位歩いたのでした。歩いて行く道々の町並みは、ほとんどの家が倒壊または半壊し、上空ではヘリがあわただしく、大きな道路は渋滞で、川の近くは液状化現象。家から飛び出た冷蔵庫やTV,人形など悲惨な現状を目の当たりにしました。関西空港におり、あいていた喫茶店で見た夕刊の写真は、焼け跡で家族の骨を泣きながら探す若いお父さんの姿でした。
その後、山形に戻ったKYOは、疲れで2日ほど寝込み会社を休みました。あれから神戸の復興は目覚ましいものです。山形にいると別な世界でも飛行機で2時間の悲惨な状況。人生観が変わったような気がしました。平和なKYOも時々あの悲惨さ、そして人間の強さを1年に1度考えさせられる日なのです。