ギフトの内職を始めた頃、
包装の仕方が悪くて、
全部製品が差し戻しに成ったことがありました。
内職先の上の方が
作業所の職員さんに
その時こう言ったそうです。
「包装の仕方をきちんと教えなかった、こちらの社員が悪かったです。
しかし、これは障がい者がする内職だから、
この程度でいいだろうとは思わないでください。
私達は主に葬儀の香典返しの製品を作っています。
それは辛いね想いの喪主の方が、
葬儀に来てくださった方へ
感謝の形を表して返すのが、
香典返しです。
だから、
どうか、
その想いをキチンと届けられるような製品を作ってください。」
シール貼り、
お菓子の詰め込み、箱折、等、
似た内職はたくさんありますが、
私はその時から、
この内職先のギフトの包装をすると決めました。
作業所を変わっても、
この内職先の作業をしている作業所に行っていました。
この内職先にパートで働きたいと申し出たこともあります。
だから、
作業所の一利用者なのに、
私は名前を覚えてもらい、
特注の包装を指名されるまでに成りました。
そのくらい、
私は心を込めて、
喪主の方の代わりとなる香典返しの包装をしています。
日々、納品日に追われます。
作業所で職員さんとトラブりました。
でも、作業所で働くなら、
障がい者であろうと胸を張って
ありがとうを形にするギフトを作ろう。
そう思い、この内職をしています。
明日も、新商品の包装をします。
新商品を任せてくれた
内職先に感謝です。
最後まで読んで下さりありがとうございました♥
