今日も良く晴れた長野です。スマホでは、気温27度となっていましたが、体感的にはもっと暑かった気がします。
昨日は、雲一つない快晴。しかし暑い1日でした。
天気が良いので、どこかに行こうと思ったのですが、婆さんは「風邪気味!」と言うことで、私一人で出かけて来ました。
目的地は、以前から気になっていた浅川地区にある「ブランド薬師」です。
ブランド薬師は、飯綱高原や戸隠に行く際に通る「真光寺ループ橋」の近くにあります。
ループ橋の手前にある駐車場(チェーン脱着所)に車を置いてスタート。正面の右側に見える「薬山」(689m)の中腹まで山登りです。
駐車場から少し下がった所にある「白山神社」の横から、真光寺地区を歩きます。
ループ橋に繋がる道路(浅川ループライン)が見えてくると、浅川の水音が大きく聞こえて来ます。小さな滝(?)が見えました。
ブランド薬師へはループラインの下を潜っていきます。
真上にループ橋、下から眺めたのは初めてです。道路の下を潜ると鳥居が見えて来ました。ブランド薬師の参道です。
鳥居に架かっている額は「八櫛神社」。「八櫛」が「薬師」?ブランド薬師の「ブランド」とは、高級な商標や銘柄をイメージする、あの「ブランド」?、等の疑問点が。鳥居の横に置かれた石仏などはお寺の様ですが。
いろいろ疑問は湧いてきましたが、とにかく山登り開始です。お堂まで登る道の所々には、十三の石仏が置かれているようです。
山道は結構、厳しいものがあります。婆さんを連れてこなくて良かったと思いました。ただ、石仏の置かれた場所から良い景色が望める所がありますので、一息入れて頑張るパワーを充電することが出来ます。
汗をかき、息を切らして上ること約30分。ようやくお堂に到着しましたが、外観を見てビックリ。お堂が崖から突き出ているんです。
これが「ブランド薬師」の名前の由来なんです。お堂が崖から「ぶらんぶらん」と浮いているように見えることから「ぶらん堂」。後に「ブランド薬師」となったようです。
創建は807年と古く、初めはお薬師様を祀る神仏習合の「薬師堂」でしたが、神仏分離令により「少彦名神」を祀る神社となったようです。江戸時代には「ぶらんど薬師」の名前が、善光寺平の名所の一つとして紹介されているとのことです。お堂の中のはこんな様子です。
堂内からの景色は素晴らしいのですが、外観の様子を知っている者にとっては、「大丈夫か!」と心配になります。
良い風も吹いて来ますし、景色を眺めていると汗も引いてきますが、「ここで地震が起きたら」と冷汗は出ました。
下りは、一気に15分程で鳥居に到着。
鳥居の前の標識で、浅川ダムまで900m程で行くことが分かり、見に行って来ました。2~3分でダムが見えて来ます。
日頃は水を溜めない「穴あきダム」で、建設にあたり賛否両論が沸き上がり、大きな話題となったダムです。
ダムの展望広場まで行くこにしましたが、坂道と約100段の階段を上らなくてはいけません。時間にして5~6分ですが、山道を歩いた後ですので足腰に響きました。
頑張って上ると良い景色が広がっています。ダムの上を歩いてきました。
「車で通ると気付かない景色が、歩くことによって発見できるんだな~」等と思いながら休憩。秋の気配を感じながら、来た道を「ぶらぶら」と帰りました。秋色に染まるのももう直ぐです!
今日(4日)の歩数は、8,091歩。歩数的には大したことは無かったのですが、里山歩きは疲れました。
「ずくだせアルバム:ブランド薬師まで散歩!」