今日は4月1日、本来ならば明るい気持ちで迎えられる日だとは思うのですが、今年は新型コロナ騒動で重苦しい空気に包まれたままとなってしまいました。
そんな状況の様に、長野は重い雲に覆われ、冷たい風も吹いていて寒い日になっています。
コタツに足を入れながら、私達のような年寄りは、コロナウイルスに負けないように免疫力を高める運動をしたり、感染の心配の高い環境に近づかないなど、「感染して社会の負担にならないように注意しなければね」と婆さんと話しています。
昨日(3月31日)は、時々、青空も広がり暖かでしたので、気分転換も必要と千曲市の「あんずの里」に行って来ました。毎年、「あんずまつり」が行われ、多くの方で賑わうのですが、今年は中止となり人出も少ないと聞いて出かけて来ました。婆さんは、家で用事があるようです。
「あんずの里」は、千曲市の森地区にあります。車で30分ほどのドライブです。私には更埴市の「森のあんず」といった方がピッタリ来ますが、市町村合併で千曲市となりました。
「窪山展望公園」に車を止めました。森地区を見下ろす高台にありますので、あんず畑やそれを囲む山々の景色が一望できる場所です。
駐車場も空いており、訪れている人たちも多くはありませんでしたので、安心してゆっくりと歩き回ることが出来ました。その展望台からの景色です。
あんずの花が霞の様に広がっている景色は、この時期ならではのものです。
しばらく眺めた後、緩やかな坂道を下りながら、あんず畑の中を散策してきました。私には似合わない言葉ですが「心が癒される」ような気がして、薄いピンク色の世界を楽しんで来ました。
「レンギョウ」や「菜の花」等の、黄色い花とあんずの花の共演も楽しむことが出来ました。
歩ていると「『博士の愛した数式』のロケ地」の案内板に気付きました。「寺尾聰、深津絵里」が出演した映画で、あんずの花や桜の花の中を歩くシーンが印象に残っています。撮影場所はこの辺だったんですね。