今日は良く晴れた京都です。寒くなりました。長野では、初雪が見られたようです。
婆さんが「TVで紅葉の中継をやってて奇麗だったから、嵯峨野に行こうよ~」とのことで行って来ました。各シーズンに1回は嵯峨野に行かないと気が済まないようです。
大宮から嵐電に乗って嵐山駅へ。駅前の通りは、相変わらず多くの観光客が歩いていました。「人が多くて嫌だ嫌だ」と言いつつ来てしまうのですが。
天龍寺に入りました。婆さんと来た時はいつも参道を歩くだけですが、結構、紅葉を楽しむことが出来ます。
野々宮神社に向かいます。道も野宮神社も混んでいました。原木のままの黒木鳥居、天皇陛下の御即位式で建てられる「大嘗祭」も黒木鳥居でした。日本最古の鳥居の様式なんだそうです。
落柿舎に向かいます。のどかな秋の嵯峨野の原風景を味わうことが出来る場所です。
祇王寺、二尊院を横目で見ながら祇王寺まで行きました。門の前まで行って、少々、雰囲気を味わって来ました。
二尊院を過ぎると観光客も少なくなります。この道を歩くと道の両側に、思わずカメラを向けてしまうような紅葉の景色を見つけることが出来ます。
静かな鳥居本の町並みの中を歩き、化野念仏寺に到着。
参道や周囲の景色が、しっとりとした晩秋の風情を見せていました。
婆さんが「ここ奇麗だから中に入ろう」と言い出しましたので、気が変わらないうちに受付を済ませ境内に入りました。
化野念仏寺は、1200年前に建立されたお寺で、弘法大師が野ざらしになっていた遺骸を埋葬したと伝えられているお寺です。境内の石仏・石塔は約八千体を数えるとパンフレットにありました。春の桜の時期も良いのですが、もの悲しさを感じられる紅葉の秋が、この場所には相応しいと思っています。
山門を出た所から見下ろした参道の様子も奇麗でした。
道を少し戻った所にあるお店で、湯豆腐の昼食。食事も中庭の紅葉にも満足しました。
久しぶりに二尊院に入りました。ここは人気がありますので人が多いことは分かっていました。人の姿を写真に入れないように撮影することは、とても不可能でした。
二尊院は、800年代に建立されたお寺で、その名の通り「釈迦如来」「阿弥陀如来」の二尊を祀るお寺です。参道の紅葉は、写真を撮る人に最も人気のスポットです。
境内も紅葉が奇麗でした。寒桜が、紅葉と競うように咲いていました。
勅使門から見る紅葉も良い絵になります。
本堂を囲んでいる庭の紅葉も見頃でした。
久しぶりに見た化野念仏寺や二尊院の紅葉に満足感と、少々の心残りを感じながら帰路につきました。寂光院の前から、嵐山公園(亀山公園)を抜けて渡月橋を目指します。
寂光院は、観光客で賑わっていました。
小倉池に向かう小径も紅葉のトンネルです。小倉池の水はいつも濁っていますが、今日は、紅葉に飾られているので何となく奇麗に見えます。
桂川を望む風景を写真に撮るため、亀山公園に登りました。婆さんは下の休憩所で待っているとのことです。絶景をカメラに収めようとする人達で、展望台は賑わっていました。
桂川の川岸まで降りると、嵐山もすっかり色付いていました。
嵯峨野を巡ってきましたが、モミジも落葉が始まっており、紅葉は今週で見納めになるのではと思います。婆さんのおかげで良い「紅葉狩り」が出来ました。
今日の歩数は、16,193歩。
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