今日は曇り空、気温は24度と10月頃の気候になった長野です。9月に入った途端に、朝夕は肌寒く、慌てて長袖、長ズボンを引っ張り出しました。
午前中は雨も降らない様でしたので、五輪大橋コースを歩いてきました。婆さんから「何処かに行って来なよ!」と追い出されたこともありますが。
暑さを感ずることも無く、ひたすら歩いてきました。飯縄山も北アルプスも見えません。
料金所のサクランボが真っ赤、田んぼの稲が実って来ていました。
今日の歩数は、10,232歩。1時間半、しっかり歩いてきました。
8月31日、婆さんと戸隠散歩に行って来ました。「そばの花が見頃!」との情報が有り、曇り空でしたが、その方が「暑くなくて良い」と言うことで。
浅川ループラインを走り、飯綱高原の大座法師池へ。ここは、近年、キャンプや自然を楽しめるアトラクション等が整備されて来ています。子供や孫達をよく連れて来た場所です。
そばの花を見るため「戸隠展望苑」に向かいます。途中、「飯綱湖」に寄って来ました。晴れていれば戸隠連山も望めるようですが。ヘラブナ釣りが楽しめる場所です。
「戸隠高原野菜直売所」でトウモロコシ等を購入してから、「戸隠展望苑」に寄りました。
戸隠展望苑は、戸隠連山が望める展望台で、その前にそば畑が広がっています。そばの花は平年ならば終わっているのですが、今年は気温が高かったので10日ほど種まきを遅らせたのだそうです。
晴れていれば、そばの花と戸隠連山の絶景を望むことが出来ます。
そばの花の中を散策してきました。白い蕎麦の花畑、誰かが「雪が積もっているようだね!」と言っていました。
戸隠神社は五社(奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社 )からなっています。その一つ宝光社に立ち寄りました。いままで素通りしていたので、今回が初めての参拝です。
宝光社は、開拓・学問技芸・裁縫の神、安産の神、女性や子供の守り神としての御神徳があるとのことです。
鳥居をくぐると、目の前に急な石段が。数えたら192段でした。婆さんは石段を敬遠して、左側の「女坂」を歩いて行きました。
息を切らせて登り切ると社殿が「ドーン」と現れます。緻密な彫刻が目を引きます。
境内には、式年大祭で使う御神輿も展示されています。ここから中社に続く古道(神道)がありました。
帰りは私も「女道」を下りてきました。足が、少々、「ガクガク」していましたので。
戸隠森林植物園の駐車場へ車を入れました。みどりが池で昼食。頭上には青空が覗いていました。
私達と一緒に、トンボや蝶々も休憩してくれました。
昼食後、植物園の中を抜けて奥社の参道に向かいました。木の歩道を歩いて行くと奥社の大鳥居の横に出ます。今日は、参拝する人の姿も少なく、参道は静かでした。
参道の途中にある「随神門」まで歩くことに。奥社までは2㎞程参道を上がることになりますので、今回は諦めました。振り返ると大鳥居が見えますが、結構、参道が下っていることが分かります。
参道の両側には水が流れているのですが、そこに可愛い真っ白な花が咲いているのに気付きました。後で調べると「オオシラヒゲ草」と言う野草で、目にすることが少ない野草とのことです。
随神門が見えてきました。
屋根の上に生えているシダなどが奇麗です。ここまで、大鳥居から約1㎞の距離になります。
この門の先は、天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木が続いています。
古木の持っている生命力を感じ、これだけでもパワーを頂ける気がします。
杉の木の根元に、小さな石仏を見つけました。こう言うのが良い感じです。
大鳥居まで引き返し、森林植物園の中を歩いてみどりが池へ。蝶々やトンボが飛び回っていました。花は「オオバセンキュウ」だと思います。
みどりが池からは、戸隠の山々が雲の切れ間から見えて来ました。晴れている時より、何か神秘的な感じがします。負け惜しみですが。
帰りに中社にも寄って来ました。新しくなった白木の大鳥居を見てから社殿まで石段を登りました。約70段だったと思います。
境内は、参拝客も少なく静かでした。
社殿で参拝を済ませた後、右奥にある「さざれ滝」へ。小さな滝ですが、身が清められたような気がしました。
久し振りに戸隠を満喫し家に戻りました。あちこち立ち寄ったので、写真の撮影枚数が多くなり、その整理が大変です。婆さんからは「あんたは、計画性や決断力が無いから、無駄に写真を撮るんだよ!」と言われてしまいました。
戸隠散歩の歩数は、11,093歩。長野市内の気温は28度、戸隠は22度でした。心地よい疲労感と、身体が清められたような気分を感じた散歩でした。
「ずくだせアルバム:戸隠、夏の終わり!」