今日の長野は朝から小雨が降って、午前中は15度台までしか気温が上がりませんでした。大袈裟ではなく暖房が欲しい状況です。
昨日(8日)は、朝からどんよりとした曇り空。最高気温も18度だったので肌寒く感じた1日でした。
朝食後、婆さんは庭の掃除を始めました。雨も降りそうもなかったので私は散歩に行きたい気分。そこで「床のワックスを買ってくる。ついでに散歩」と言う口実を作って出かけました。ところが買い物を忘れたことでただの「散歩」になってしまったのですが。
ジャンパーを羽織って出かけましたが寒く感じるほど。ただ、歩いて体が温まっても汗をかかないので有難い気温です。
買い物があったので若里公園を目指します。
ビックハット横の歩道橋から、雪化粧した北アルプスがうっすらと見えました。


もう山は秋から冬に変わったんですね。遭難のニュースが目に付くようになったのが心配です。
若里公園に到着。子供達の元気な声が聞こえていました。イチョウなどは少し色付き始めて来ました。


花壇にはヒャクニチソウなどが鮮やか。これも秋らしい景色と言えます。


飯綱山も姿を見せています。公園内の木々はまだ緑一色、紅葉はもう少し先になりそうです。


公園を出ようとした時に1輪の彼岸花を見つけました。これが買い物を忘れた原因、犀川横の若草公園の彼岸花を思い出したわけです。「様子を見に行かなければ」とその公園に向かってしまいました。
若草公園にある水神宮の彼岸花は満開でした。




赤い彼岸花、鮮やかさの中に寂しさが感じられ、「妖艶」という表現が似合う花だと思います。家で花言葉を調べたら「情熱、独立、再開、悲しい思い出、思うはあなた一人」と出てきました。納得です。
しばし妖艶な雰囲気に浸った後、犀川の河川敷公園を歩いて帰りました。日曜日とあってスポーツを楽しむ人たちで賑やかでした。


水野美術館に来た時、モミジが紅葉し始めていたので覗いてきました。見頃になった華やかな庭園が楽しみです。


気分よく家に帰ったのですが、買い物を忘れたことに気が付いた時は玄関で足が止まってしまいました。婆さんからは罵詈雑言の嵐、平身低頭の一時でしたが、何とか「食事抜き」だけは免れました。
今日(8日)の歩数は、10,433歩。しっかり歩けて、彼岸花の妖艶さに酔い、秋の心地よい風を受けながらの良い散歩でしたが、終わり方は悲惨でした!