春雨に洗濯物乾かずと室内に取り込み、降り足らぬ天を見上げる。雨神、軽やかさ促し佇む也。新しい息吹に溢れ羽根が解けるよう命が覗くさまと見惚れるは、陽射し無くも心は弾めど愛しさ募るがもどかしさありて。
夕刻の宙に懸かる月が観えぬと、一抹の煩い生じる。夜空の数多星も影に隠れ、何処かに於わせる。他人想う時あるを、遥かなる時空へと翔けては捜しての我に気づく。ゆりかごのうた、またしては聴きおりて心に留め。
枇杷葉の繋がり、細々とではあるが亘りゆく必然的さに感謝。真新しさだけで飛びついての方には合わず、自分なりの工夫も必要也。外出を好む方には時間もかかるだろうし簡単ではない為、手間暇惜しまずを推奨なり。
病の症状は気づいた時には遅く、療養には数倍の時間を要するものと心得る為り。自己の感知能力疑わず、事前の対応を肝心と実行してが好ましい。自然の掟を気儘に壊し、早くと急き立てる者の多くは不平不満ばかり。
今月の予定多くは入れず、以前の勤務先から出動要請・散らし寿し持参と約束する。具材は何時もの適当だが、酢飯に好評なのもうれしく調子づく。最近は砂糖を控えて作り、彩目で決める魂胆・糠床の大根も入れよう。
生協の反省会へは出席見送りに労いの会食があるもの、其処までが遠い。然もホテルときて、気後れと日本食・鮨がない。ああ・握りが食べたく、やはり鮨屋か。遣り繰り算段活用、知恵と工夫にて凌ぎ乗り切るとも。
カレーを作ったは数日続くに、足湯の娘さん越しにサラダ・マカロニ・乾燥和布・大根千切り添えて出し片付く。じゃが芋の皮つき気づかず、云わぬが仏。