昨日、立命館小学校の小学3年生124名様をお迎えしました。
「おはよう」と声をかけると、立ち止まって「おはようございます。」と気持ちの良い挨拶を返してくれます。
三年目となる立命館小学校の北山杉校外学習です。
受け入れ態勢もずいぶん堂に入ってきました。
生徒さんの人数が多いので、移動にはガイドが必要です。「3班さん集まってくださ~い。」
3班に分かれて、北山杉と北山丸太に関する一通りの研修を受けていただきます。
研修室ではいわゆる「座学」です。
事前学習もばっちりでこちらがびっくり‼します。
北山杉のようにまっすぐで正しい挙手ですね。(パチパチ)
ちょうど、ホワイトボードの杉の絵とかぶってます。(笑)
皆さん、聞いた事を忘れないように真剣に書き留めます。
とはいえ、スタッフも生徒さんが飽きないようにクイズを出したり、案を練っています。
結果、生徒さんたちも研修にのってくれ、「はい、はい」と手をあげてくれます。うれしい相互作用です。
もう一つの班は、外で、枝打ち作業見学と丸太磨き「体験」です。
毎年の事ながら、こちらもなかなか見ることの出来ない職人さんの作業に歓声があがります。
説明はまだまだ続きます。ここでも、耳で聞いたことを書き留めます。
次は濡れるので、ノートを置いて、
お楽しみの「丸太磨き体験」です。
スタッフより説明があり・・・
こうして砂で磨きます・・・
そして、体験してみます。
「菩提の滝砂」を実際に触ってもらって・・・
丸太を磨いてみると、「(薄い皮がとれて)きれいになった~。」
「手がすべすべになった~。」と歓声があちこちであがります。
最後は桶の中で、磨かれた丸太の砂を洗い落とすと、つるつるの木肌が現れます。
ついでに手も洗います。「冷た~い!」
教科書にたった数行で書いてあることがどういうことかを、実際に体験してもらうことは、とっても大切な事です。
そしてもう一班は、倉庫内での「木工製作」(北山杉の温度計つくり)です。
まずは、こちらも、スタッフによる説明からです。
きっちり話をきいて、ノートに書き留めます。
「さあ、やってみましょう」
サポートも万全です。「~これでいいんですか?」「これは~してくださいね。」
で、出来上がりはこんな感じです。北山杉の特徴である年輪の細かさ、みんな見てくれたかな?
出来上がったそれぞれの温度計を持って、記念撮影をパチリ
最後にはていねいに代表の生徒さんが前に出てきてのお礼のご挨拶です。
こうして、研修は終わりました。
「さようなら」「さようなら」
そして、いつもの静かな北山杉の里に戻ります。
小学生が帰った後のセンターの玄関はお行儀良く、スリッパが並べてありました。
初めから最後まで、気持ちの良い研修となりました。
今日の体験を、子供たちが大きくなっても、記憶にとめて覚えていていただけたら、そして北山杉・北山丸太に親しみを感じていただけたら、私達はとっても嬉しく思います。
ありがとうございました。また来年のお越しをお待ちしています(^^)
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