川端康成の長編小説「古都」をご存知ですか?
6月にもこのブログでご紹介させていただきましたが、これまで多くの映像となったこの作品が、今回新たに映画で上映されます。
今回は原作のその後、ということで現代的にアレンジされたお話になっているとのこと。
ここ北山杉の里 中川でのロケも行われ、主演は松雪泰子さん(一人二役)、そして橋本愛さん、成海璃子さんなどが出演されるこの映画。
12月3日(土)全国公開に先駆けて京都で11月26日(土)先行公開されます
チラシが手に入りましたのでお知らせします。
「古都」は、山口百恵さんの引退記念作品の映画です。あれから、36年経つなんて。月日の流れるのは早いものですね。
映画に写っている北山杉はあの頃とは違うものなんでしょうか・・・(通常北山杉は30年程で伐採を迎えますので。)
川端康成氏は京都の歴史と一体となった北山の自然の大切さを感じて、この小説を書かれたのではないかと言われています。
北山丸太は京都の歴史を伝える伝統文化の一つでもあります。
この冬3度目の映画として上映される「古都」が、北山杉の里に活気を呼び戻す良いきっかけになればと願っております。
そこから北山杉を知り、とても興味がわきました。
いつか訪ねていければと思っております。
苗子の育った北山杉の里へぜひお越しください。
こちらは観光地化されていないのでゆったりと、東山魁夷の絵画のような北山杉の風景を楽しんでいただけますよ。