当組合には、5年前より社会科授業の一環として、立命館小学校より3年生全員にお越しいただき、北山杉・北山丸太の校外学習を実施させていただいております。
毎年、事前学習されてきたのだろうなと思われるノートを手に、熱心に研修にも挑まれている生徒さんを見て、いつも感心しています。
偶然、子ども達の興味を引き出す先生の工夫を見つけましたのでご紹介したいと思います。
このページでは、立命館小学校 柳沼先生の社会科の授業で、北山丸太の人造絞りの加工方法を取り上げて、どうして絞模様ができるのかを実物サンプルを見ながらみんなで考えて興味を引き出し、最後には天然絞丸太との価格の比較を子供たちに考えさせている様子までが詳しく紹介されています。
事前学習で、ここまで北山丸太について深く考察して下さっていたんだと、とってもうれしく感激いたしました
伝説の灘中学高校の国語教師の故橋本治先生も「銀の匙」という本を中学の3年間を通して教材とされたといいます。
先生方はどうしたら児童の学習意欲を高められるかを日々考えておられる事と思います。
「北山杉・北山丸太」は小学生から大人の方まで、歴史(室町時代にさかのぼります)や文化(数寄屋建築・茶の湯文化)、また生物学的、になど様々な側面から学習していただける生きた教材になるんだと、改めて感じさせていただきました。
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