九州ものづくり王国とは

　　　九州ものづくり王国；無農薬農産品ネット開設への道

ネット開設へのプロロ－グ（４篇）

第一編；大病と闘病生活

　私は、６４歳の６月に毎年恒例の定期検診で、胃がんと診断されました。

念の為オピニオン検査を別病院で検査し、最終的に定期検診病院の紹介で佐賀の病院で手術を行いました。再三の検査で夏場と重なり相当の体力消耗となり帯状発心にも掛かり１か月遅れで手術を行いました。ステージ１でしたが、全摘の可能性もありますとの事でしたが３分の２提出で済みました。主治医から

周囲のリンパもきれいにとりましたとのことで安堵いたしました。術後体重は、

どんどん減少し１４Ｋも痩せ６８Ｋｇあった体重は１０Ｋｇも減り、げっそりのスマートな体型になりましたが、後は体力の回復のみと思いました。

　ところが、１ヶ月後の検診で先生からかなり不安そうな顔で、古賀さん実は、リンパに転移して、現在ステージ３の状態です。今日昼から抗がん剤治療に取り組んで下さい。リンパ癌は、抗がん剤治療しかありませんとの事で、ただ先生の言われるままに隣の薬局で抗がん剤を１クール分購入してすぐそこで飲用し、妻と頭真っ白になって帰宅しました。後、何年生きられるだろうか、その不安の毎日で睡眠剤も飲用の３か月でした。１週間抗がん剤飲用で、食欲もなくなり胃も３分の１しかないためにさらに体重は、１４ｋｇ減の５４Ｋｇまで落ちました。会社に復帰したものの抗癌剤の副作用は立っていられなく程のきつさでこれまで経験したことのないだるさでした。ただ、抗がん剤飲用しか知らない私でした。