エリア55レポート 

趣味を追求するオタクな日々

私は221Bの床になりたい

2013年01月27日 | SHERLOCK
すーっと大きく息を吸い、そして長く吐き出しながら 私は薄く広く伸びていく。 一枚の透明な膜になって床に広がり絨毯との隙間にも潜り込む… 床とぴったり一心同体のようになって息をひそめる。 じわじわと床と馴染んで一体感が出てきたので、そのまま静かに待つことにした。 部屋の主がいなくなっても、ハドソンさんが二、三日おきに掃除をして毎朝カーテンを開けるから この部屋は今でも住人が生活していたときの . . . 本文を読む
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