『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』見た

画像は予告編からスクリーンショット


『ロイヤル・ナイト　英国王女の秘密の外出』をCSで放送していたので観ました＾＾
面白かったです
何かを思い出すと思ったら「ローマの休日」でした
公式サイトを見るとこちらの史実が元ネタなのではないかということで
なるほどね＾＾です

”高貴な身分に生まれついた人がお忍びで外出する”というテーマは洋の東西を問わず古くからあるモチーフですね
真っ先に思いつくのは「王子と乞食（翻訳当時のタイトルで表現します）」でしょうか
日本ではTVドラマで長く人気の「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」に代表される徳川吉宗が有名ですね
内容的には違いがありますが「鉄仮面」もその系譜で考えてもいいかもしれません
偉大な（と考えられる）君主にはよくあるエピソードなのかもしれません
（「王子と乞食」はエドワード6世なので少し違う気もしますが＾＾；）
と考えるとエリザベス2世はその在位期間中に治世を讃える映画ができてしまってるんですね？＠＠；
私見ですがダイアナ皇太子妃が亡くなった時のエリザベス2世の最終的な判断は
やはり大物は違うなと思わせるものがあるので彼女が偉大だというのはあながち誇張ではないと思います＾＾
（某大統領や某首相などは逆立ちしてもできないでしょうw）

ストーリーは・・・
王女時代のエリザベスが終戦日に妹と二人でお忍びでロンドンの街に出かけます
皆さんの期待通りそこでは二人は考えもしなかったような経験をすることになります
心配性で真面目な姉と少々無鉄砲な妹のマーガレット
マーガレットとはぐれてしまい見つけなければいけないと責任感の強い姉エリザベスが必死に彼女を探し回ります
エリザベスは探す途中で出会った空軍の兵士と一緒に行動することで
お城にいたら絶対に見られなかったであろう庶民の暮らしを垣間見ます
彼の正直な言葉で上流社会以外の人間の考えや暮らしを知ることになり
彼女が成長して王位に着けば確実に善政を敷く王になることを予感させる造りになっていますw

エリザベス2世が今現在存在してるということは
このお忍び外出から無事に帰れた証拠なのですが
そうわかっていても世間知らずの女の子が娼館に入って行ったり
喧嘩に巻き込まれたりするとドキドキしますねw

マーガレットが護衛を撒いてしまうシーンやエリザベスとはぐれてしまうシーンなどとてもテンポがいいです
あれよあれよという間に二人は別行動をしてしまうことになるのも楽しいです

終盤エリザベスが身分を明かす場面などは、やっぱりねの展開なのですが
わかっているからこそ面白い、という感じですね

最後にエリザベスと助けてくれた兵士ジャックが別れるシーンまで
とてもしゃれた演出になっていました
このお別れのシーン、描きすぎなくてよかったです＾＾

英国俳優いるいる的には
父のジョージ６世がルパート・エヴェレット
マーガレットに娼館で味方する人がロジャー・アラムでした
護衛の将校の片方にも見覚えあるけど誰だったかな？？？
って調べたら「若モース」に出てる人か！
若モースいるいる映画じゃん！

まだ放送があるので気になる方はチェックしてみてください→こちら
映画公式サイト→こちら

ロイヤル・ナイト　英国王女の秘密の外出



余談ですがマーガレットをエスコートする将校の人（娼館に連れて行く人）
あの人最初いい人なのかな？って思ってて
顔がわかったら、他のドラマでサイコパスをよく演じてる人で
今回はまさかのいい人役？と思ったら
やっぱりな展開でしたね＾＾；
あの人いろんなところで見かけるよね…
あまり多くを語ると他のドラマのネタバレになるけどロジャー・アラムさんとも・・・

最後に蛇足ですがgoogleの「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」のキャストに間違いあるんだけど（ここ）
エミリー・ワトソンの役はジョージ6世の王妃エリザベスです
IMDbにはQueenって表記されてるけどこれはエリザベス2世のことじゃないですよ
ここ母娘で同じエリザベスなんで、よく日本では間違えるみたい
でもさ映画見てたら間違えっこないんだけどな…
なんで間違うかな…
少なくとも公式サイト確認しようぜ







**コメントありがとうございます
mimiさん
「メグレ警視」は知らずに観て気づかない人多いんじゃないかな？
年賀状の感想息子に伝えときますね＾＾










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