憩いの家西510

入院中の備忘録、記録、思い出として

おさづけ

2022-06-13 11:04:00 | 日記
入院8日目
膀胱癌の手術も明後日に迫って
迫ったけれど、もう細々の検査だの、診察だのは早い段階で終わったので、あとは血糖コントロールのための入院だから
これといって、何もすることがない
ドクターや看護師ちゃんたちの「言いつけを守り」けして「間食や買い食いなどをせず」「けしてせず」
従順な子犬のように過ごす毎日であるのだ
毎日、暇な時間に一階のコンビニで「ブラック」コーヒーを買い求め、10階のロビーの椅子に腰掛けて、窓外の景色を眺めてブログを書いたりするのが楽しみだ
拙文ではあるけれども、お読みくださるならばこれに勝る幸甚はない

この病院は経営母体が「天理教」なので院内にも色濃く天理教色が表れている
「事情部講師」という立場の先生方が病棟を回り天理教者に許された病平癒のお祈り「おさづけの理のお取次」をなさって下さるのもその内の大切な一つ
僕は毎日お越しくださいとお願いしてあるので、毎朝10時前後くらいにお越しくださって「おさづけのお取次」をなさって下さる
ありがたい

おたすけの名人などと冠される方がいらっしゃる
「あの先生のおさづけはとてもよく効きますよ」
などというお話も聞くことがある
でも、そんなのはあまり信用しない、いや信用しないわけではないけど、頂いた「おさづけの理」に違いはなかろうと思うので
どなたにお取次いただいても変わりはないと思っている
おさづけの理はどなたに取次いでもらってもこの上なく嬉しいし、又どなたに「取りつがせて」いただいても心から嬉しい
お取次を頂く時は
「この方はこんなにも真剣にこんな私のような者の病平癒を祈って下さるのだ」と、思って感謝しかないし
お取次させて頂く時は
「この方は病になってまで、痛い思いをしてまでこんな私のような者の
心の成人を促して下さるのだ」
と、思うので目頭が熱くなる

おさづけのお取次の時は基本相手の身体の一部に触れる
こうしてお互いのためを思って心からの祈りを「スキンシップ」を通じてお互いに捧げ合う
おさづけというシステムはこの世で1番素晴らしい行為だと思うし
僕が膀胱癌になっても、糖尿病になっても何一つ心配もしていなければ、微塵の不安も抱えていないのは、多くの方に「おさづけのお取次」をしていただいているからである
おさづけは本当にありがたい
おさづけは本当に素晴らしい
そして
膀胱癌になるって本当に素晴らしい
膀胱癌って本当に素敵だ


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