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☆子供ともっと話そうよ。
俺、夢が無いんだ。と、息子が後ろで凹んでいた。
なーんか、それってうっとおしい。
女は結構簡単に動くけど男って出来ないんだよね~。
とか、
今まで夢が無かったからいけないんだ~。
とか、
俺って趣味も無いしな~。
それで、若いからって今からって言われるけど、若くないしー。
(十分若いのに…)
とか、ぐだぐだ言ってる。
どうも、夢を持って。と言われて、自分の夢を言った所、思いっきり否定されたらしいのだが……。
まぁ、彼の言い分もわかる。
「それって、0点」とか言われたとの事で、。
で、どこがどうダメな夢なのか言ってくれないから、わからん。と凹んでた。
んで、彼の夢と私の夢(?)が系統が近いよね?と言った事があったので、
先日ちょっとそのことを考えてみたと話してみた。
私の夢と言うか、、。人に何が欲しい?と問われて。
「才能と時間」と冗談で言った事がある。
んなもん。誰にもどうも出来るものではない。
才能も時間も自分で作るもの。自分でしか作れないものだ。
息子の夢とは全然違うけど、私のこの発言は彼のと似たようなものだと思った。
彼の言う実現不可能過ぎる夢は「追えない」から。
自分自身がそれをどう追っていいのかが、見えなくなる時が来る。から。
だから「夢を持って。君の夢はなに?」と聞いてきた人の意図と違ったから0点なんだ。
漠然としすぎる夢ではなくて、実現可能なのを答えないといけない。
と、で、先日ちょっと考えてた事だけどと、、。
実現不可能と思っている私の「小説家」の夢も可能な方向に持っていくとしたら、、。
「小説」を書きたい。が漠然とし過ぎてるんです。
「小説家」のその先を広げて考えてみた。
そうだ、「映画」を作ろう。
「映画」に出来るような「作品」を書けばいい。
そうすれば、いつかきっと、自分が絶対満足できる作品が書ける。
そうなったら絶対ちゃんとした「小説」を書いたって気分になる。
長編好き~。な私が2時間におさまる作品を書く。
最初のゴールが見えた気がして、
なんか、とっても楽しいな~と思った。
これで、なんなく「実現可能な夢」に近づいた気になった。(目標が出来た感じ)
↑のと方法は反対なんだけど…。
そんな風に漠然とした夢を「現実可能」な範囲におろしてくると「夢が広がる」
なんか、そう思ったと話していたら、、。
妹の夢って何だろう?となった。
「デザイナーじゃない?」(商業系デザインです)
で、本職でたとえばデザイナーになれなくても、
「今の学校の友人たちと集まって店とかは出来そうだね~。そしたら今、服のデザインをやってるのから、布地とかの卸しとか教えてもらえそうだし」
と言ったら、。
「んじゃ、俺その出資をする」
「商業科を出てる妹に経理も担当してもらって…私もデザインで入るし」
「親父は運送と送迎で」
「和物が好きだから、和物を扱ったら陶器とかも置けそうだね」
「和装ブーム来ないかな~」
「いいね~。男の和装」
とドンドン話が現実可能な雰囲気に広がってゆきました。
(本当に現実可能かは別として、です)
結構、こんな風に「だったらいいね~」てな話をした事がなくて…。
それで、凹みから持ち直した息子。
「趣味を作れ」「夢を持て」
と親がどれだけ言ってもダメだった息子が最近何とか前を見て歩くようになったので、
応援はしたいんですよね。
こんな風に無駄な話でも、ヤル気になってくれたようで良かったなと思いました。
ライブ直前でどーしてもナーバスになってしまう私の後ろで凹んでいられたら困る。
ってものあったのですが…。^^;
今の私の傍には風邪ひきの人と暗い人は寄るんじゃねーーー。って事です。