☆怪談
毎週木曜日の朝に家の前にきてくれる移動パン屋さんの話です。
(この人はうちのバンドのリーダーです)
先週、ちょっと不思議な事があってね。と話し出したこの話。
リアルな事で、結果が出ないかも?と前置きしておきます。
パン屋「僕ね。毎週火曜日の夜に買ってもらってる家があるのよ。
そこ、おばあちゃんが買ってくれてるんだけど」
真城 「はい」
パン屋「今週行ったら、おじいちゃんが出てきて、
先週居なくてごめんねって言われてさ。え?と思ってたら。
先週は皆で病院行ってて、おばあちゃんが亡くなったんだって言うんだよ」
真城「まさか…」
パン屋「そう。先週のその日、おばあちゃんにパン。売ってるの。
今日は家の人は居ないの?って聞いたら、そう誰も居なくてって、
おばあちゃん答えたんだよね~」
真城「えーー。なにそれ?」
パン屋「パンも渡して、お金ももらってるんだよ」
真城「今日はパン屋さんが来るって気にしてたのかもね。
ところで、後でお札が葉っぱになってたかった?」
パン屋「ならなかったよ。おばあちゃんそうとうパン好きなんだね~」
と、ここでいつも一緒にパンを買ってるヤクルトさんが参加。
ヤクルト「そういうことってあるんねぇ。なんか寒気してきたわ」
真城「気になるんだけど、その売ったパンは家にあるのかな?」
パン屋「さぁ~」
ヤクルト「それ、気になるよね」
パン屋・真城「パン、持って逝ったんだろうか?」
ヤクルト「えー。そうなのかな?」」
パン屋「わからないもん」
ヤクルト・真城「聞いておいて。来週、楽しみにしてる」
とこれが最初の週。
9月19日の話です。