妹の友達に「白い女(ひと)」って
本を読んだことありますか?
と聞かれて
「読んだことないよ」と
言ったら
「読んでみたいけどどんなのかわからない」って言われて
気になって探して見つけた
とりあえず購入して読んでみた
素晴らしい本だった
最初から
取り込まれて
引き付けられて
最後は暖かい涙💧が流れた
切なくて愛しくて
こんな恋愛がしたいと思った
悪友たちと20歳の誕生日を祝うけど何か物足りない亜砂子が出逢った爽やかな峯男
お互い引かれあい
愛し合う
しかし、峯男が白血病で倒れる
必死に看病する亜砂子
そして、峯男は亡くなる
死ぬ前に
抱いてもらって
子供を授かった亜砂子は
産んで育てようと決心する
峯男は子供は作らないと言っていたけど
最後に抱いてもらったときに
授かった
少女だった亜砂子は
母になった
峯男の面影のある娘を
愛しいと思う
峯男と出逢って亜砂子は
愛を知って変化した
愛とは素晴らしいのだと
亜砂子は思う
峯男がいないけど娘がいる
しあわせとは
こんなことなんだと
峯男はいないけど
そばにいてくれている
読み終わって清々しい気持ちになった
愛とはなにかを
教えてくれた
あたたかいキモチになった
妹の友達に
「すごく良かったよ。
絶対読むべき」と伝えた
その子はにっこり笑って頷いた
妹に言わず直接ワタシに聞いてくれたことが嬉しかった☺️
その子は小学校の近くのクリーニング屋さんの娘だった
母が父のワイシャツを出しにいって
ワタシがとりに行ったこともある
そのおかあさんに
息子の嫁にほしいわ~と言われたことがある
あはは😅と笑ったけど
あれから、ワタシは母がなくなって
クリーニングもいかなくなって
行くこともなくなって
音沙汰もない
ただ懐かしい思い出です
今、彼女はどうしてるかな?
結婚してきっとしあわせになっているだろう
あの頃、落合恵子さんの
「白い女(ひと)」を教えてくれて
ありがとうと言いたいな
もう、40年も前のこと