父さん、あの花の名前は? byティアラ ・・・ 木蓮の蕾だよ。白くて綺麗な花になるんだ by父
時には抱っこで、時には背負って、時には車いすで、時にはズボンをはいて歩いた
大平山・輝石山そして山麓のあっちこっち
今日は、東山道と清水寺そして大中寺を抱っこで歩いてきました。
**東山道
この道は東山道または奥州街道と呼ばれ江戸中期まで多くの人がさかんに通ったそうで
八幡太郎義家も軍勢を率いて通ったといわれ‥」と書かれています。
**大中寺
大中寺は久寿年間(西暦1154年)開創された歴史ある寺で
この寺の縁起は『今昔物語』や『雨月物語』の青頭巾などとして名高く
境内にある七不思議伝説も有名です。
**清水寺
下野坂東26番札所で本尊は十一面千手観音で、僧行基の作と伝えられている。
さくら・ボタン・あじさいの季節が楽しみなところです。
ティアラとの出会い 1997年7月23日。
私が仕事を終え帰宅すると母さんから「父さん実はね・・・(以下、母さんの言葉)」
学校の帰り道で交通渋滞に巻き込まれ
(この頃、母さんは長年勤めた仕事をやめ介護福祉士を目指し専門学校に通っていました)
渋滞の基点に来ると目に飛び込んできたのは
道路の真ん中で人間が正座をした格好で前足を夢中で振っている犬の姿
その姿を見た瞬間「アッ アーちゃんが、家を抜け出し母さんを追っているうちに交通事故に」と思った
【・・・アーちゃんとは92年4月に保護したE.セッターのアレックスです・・・】
車を止め急いで飛び降り犬に近寄り良く見ると
顔の白黒模様が逆そしてアレックスよりも一回り小さい、アーちゃんではない
それでも、そのまま見過ごしてしまうことが出来ないと
車に戻りタオルを用意し抱き上げて車の中に保護しました
その時は夢中で、傷ついた動物に不用意に手を出すことがとても危険だ、ということは忘れており
ティアラも何ら抵抗することなく母さんの腕に抱かれ大人しく車に乗ったそうです
後続の車は誰も手伝ってはくれなかったそうですが、警笛をならしたりせずに待っていてくれたのが救いだった一度、家にもどり先住犬の世話をしてからかかりつけの獣医へ
獣医には「何で、こんな犬を拾ってきた。
たとえ助かっても長生きしないから、安楽死させた方が良い」と言われた。
それでも、家で面倒をみるから治療をとお願いし
レントゲンを撮ると背骨が折れていて手の施しようがないとのこと
痛み止め抗生剤などの薬をもらい家に連れ帰り簡易ベッドを作り寝かせて私の帰りを待っていたそうです。
母さんの話しを聞いて早速ようすを見てみると
血は出ていないものの頭に傷がありパックリと割れ頭蓋が見えています
下半身はブラブラの状態でまったく力が入らない状況
相当に痛みはあると思われるが一声も発することなく不安そうに私たちを見つめています
「よしよし、家で面倒を見てあげるから元気になるんだよ」と声をかけながら
体を撫でてやると安心したように眠りに入りました。
**翌日以降の様子については次回に。。。。。
所帯を構えてから8匹の犬たちと出会いましたが、何年経っても全犬との出会いは鮮明に残っています。
旅立ちの時も。。。
ティアラちゃんとモクレン。とても美しい組み合わせです。
ティアラちゃん、本当に優しい御家族に出会えて良かったね。ママさんと出会うことはティアラちゃんの運命だったんだろうね。保護されて安楽死を進められても、されなかったママ、パパ。・・・本当に頭が下がります。自ら飼い主が処分場に持ち込む時代なのに。
レノンちゃん、蔵ちゃんもティアラ姉さん復活を心待ちにしているはずです、きっと。
もう半月すれば、そこに もうひとつ大きな笑顔が・・お姉ちゃんの笑顔♪
清水寺の写真、好きです。ティーちゃんを真ん中に 狛犬さんのように レノン君と蔵ちゃん!!素敵です♪
ポケットに入れて持ち運べる三脚を購入してみました、デジカメに付けっ放しにしておいても気になりません・・・お出かけ写真をお楽しみに
誰しも一つ一つの出会いが運命なんでしょうね別れも
今日は腫瘍が裂けて軽い出血を見せました
水も飲まず、食べ物も拒否し・・・
辛そうです今は安らかに天寿を全うしてくれることを祈るのみ。。。
早くなるかと思った桜の開花もこのところの寒さで、当初の予想よりも少し遅れそう。散歩コースの桜の開花・・・アルバムを見てみたら昨年は3月23日にチラホラとだったのですが。
今のティアラの状況だと、よほどのことがないかぎり娘の帰国までは、7月の山梨なんて夢かもって感じになっちゃってます。
お菓子、一口一口ですが気がむくと口にしてくれます。ありがとうございました。