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OSAMUの写真記録

春めく東山植物園①

撮影日:2021年3月14日

東山植物園の一角に椿園があり、色々な種類の椿の花を見ることができます。
でもこんなに多くの種類の花をじっくり見たのは初めてです。
椿はツバキ科ツバキ属の常緑樹。
他家受粉で結実し、容易に交配できて花色・花形に変異が生じやすいことから、古くから選抜による品種改良が行われてきたそうです。
江戸時代に流行して沢山の品種が作られた。
ただ、なかなか状態のいい花を見つけることが難しく、沢山咲いている中からできるだけ綺麗な状態を探しながらの撮影になりました。

1)乙女椿
名前の由来は諸説あり、実を結ばないことが婚姻前の乙女を思わせるからという説、
愛らしい花形が美しい乙女を連想させることからという説、
江戸時代、他藩に出回らないように門外不出とされたことから「お止め椿」と呼ばれていたのが転じたという説が有名。
名前通りの可憐さですね。


2)紅乙女(ベニオトメ)
花の形が美しいです。


3)紅乙女
右下のは、


4)有楽


5)紅卜伴
これを見た時はびっくりしました。
なんだこれ!と言う感じ。
でもこれ、江戸時代からあるそうです。


6)菱唐糸


7)


8)式部
これも卜伴系ですね。


9)白牡丹
白は飛びやすく写真としても難しいです。


10)白玉絞


11)四海波


12)吾妻絞


武士は打ち首により首が落ちる様子に似ていることを連想させることを理由にツバキを飾るのを好まなかったという話は幕末から明治時代以降の流言なんだとか。
でなければ江戸時代からこんなに品種があるはずがないですよね。
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