6月も後半に入り花の撮影スポットを探していたら、7月初旬まで紫陽花祭りをしているとのことでしたので、まだ紫陽花が撮れると思い、岐阜県郡上市の桂昌寺に行ってみることにしました。
桂昌寺は天正5年(1577年)創建ということなので450年経とうとする古刹です。
紫陽花は多種が多く、裏山を中心に約一万株もあるということで楽しみに訪れたのですが、期待を裏切らない充実ぶりでした。
1)確かにこれまであまり見たことのない種類の紫陽花が多く見られ、その度にカメラを向けてしまっていました。
これははにかみ屋さんですかね。

2)これも初めて見ました。
鮮やかな青の萼片の先がギザギザになった八重のガクアジサイなんて。

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4)萼片の先が白く縁取られています。

5)これも萼片の先の形が違いますが、白く縁取られています。

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8)本堂の屋根をバックに

9)本堂裏に縦横に道ができていてそれに沿って紫陽花を見ることができます。

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11)ウズアジサイ
萼の跳ね返りが凄い

12)少し暗めにして落ち着いた重厚な感じに

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14)裏山から本堂をバックに

15)小さな池が作られ、紫陽花が敷き詰められていました。
よく見たらアマガエルがいることを写真を見て気がつきました。
現場で気づいていたらもっと角度を変えていろいろ撮ったのにと、悔やまれてなりません。

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17)丸いものもありました。

18)ピンクがきれい

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20)萼が下を向いていたのでそれを見上げるように撮ってみました。
モノクロの世界に紫陽花だけ色があるようになりました。

21)これは何でしょうか?

22)紫陽花の咲く裏山には石仏三十三観音が置かれていますが、なかなか紫陽花と上手く合わせられませんでした。

23)裏から

24)キツリフネ(黄釣船、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草)
紫陽花に混じって咲いていました。
不思議な花の付き方でカメラを向けたくなります。

25)紫陽花の撮影を終え、帰る前に天井画を見せていただきました。
桂昌寺周辺に四季折々に咲く花をテーマとした天井絵で大正時代京都の画壇で活躍した、本村出身『小森 松渓』画伯によるもので、本尊の左右にそれぞれ見ることができました。

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次はもう少し早い時期に来て、じっくりと撮ってみたいです。
また、ここは桜、牡丹、紫陽花、紅葉と季節によって撮影が楽しめるところであることを知りました。
紫陽花以外の時期にも訪れてみたいです。