オオカンザクラ並木を歩いた翌日、風が強く吹かない予報だったので、東山植物園に行ってきました。
東山植物園では感染防止対策として来園者を制限するために3月19日から事前予約が必要になりました。
今年は1月に行った際に年パスを購入していて、これで3度目になります。
今年は3月上旬まで例年より寒い日が続き、春の訪れが遅く、梅の開花は遅れたのですが、ここにきてめっきり暖かく春めいてきて一気に桜が開花してあっという間に満開になってしまいましたね。
春の主役が梅から完全に桜に交代した感じです。
1)思いのまま
一本の木に紅白の花を一緒につける梅です。
2)思いのまま
遅咲きで、「輪違い」とも呼ばれる。
何とも不思議です。
3)梅の木のエリアはもうあまり人がいません。
4)青軸
5)桜さて桜です。桜はバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹で、日本には11種の野生種、それらを交配させた栽培品種は数百種類もあるそうです。
これまで桜と言えばソメイヨシノが代名詞で、あまり他の品種を意識したことがありませんでした。
これは持統桜。
6)持統桜
7)オカメ桜
8)オカメ桜
色が濃いですね。
9)秩父桜
10)秩父桜
11)オオカンザクラ
12)河津桜
日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培品種。
13)河津桜
花が大きく、濃いピンクが魅力的です。
一度静岡県河津町のま並木を見てみたいと思います。
14)小彼岸桜(マメザクラとエドヒガンが交雑した種間雑種の総称)
15)花筐(ハナガタミ)桜
16)修善寺桜
17)椿寒桜
カンヒザクラまたはカンザクラとカラミザクラの雑種と考えられている。
タイトル画像もこの寒椿桜です。
18)椿寒桜
長い蕊がインパクト大。
19)寒緋桜
沖縄県でサクラや花見と言えばこのカンヒザクラを見るのだそうです。
20)
21)薄墨桜
岐阜県根尾谷の古木(樹齢1500年以上)もまだ見たことがありません。
抱いていたイメージとは違いましたが、蕾のときは薄いピンク、満開に至っては白色、散りぎわには特異の淡い墨色になると聞くと半分納得ですかね。
22)東海桜
中国原産の「しなのみざくら」と「こひがんざくら」との種間交雑種と考えられている。
23)東海桜
24)アンズ(杏子、バラ科サクラ属)
これも桜の仲間ですね。
きれいな花です。
25)アンズ
長野県千曲市にアンズの里があるのは前から知っていましたが、ここにも行ってみたいです。
26)アーモンド(バラ科サクラ属)
これも桜の仲間です。
27)アーモンド
以前、2月末にスペインに行った際に満開の花をつけたアーモンド畑を見たことがあり、桜そっくりだと思いました。
早咲きの桜でもこんなにも種類があることを初めて実感しました。
正直、ビックリです。
またソメイヨシノがなぜこんなにも広がったのかもわかったような気がしました。
それは花が大きいこと、色が淡いピンクで濃すぎないこと、枝が横に広がりやすく目線近くに見られること、葉がなく密度濃く花が一斉に咲くこと、が好まれる理由なのではないかと思いました。
満開のソメイヨシノはそれは見事ですものね。
でも生物多様性の観点からすると、他の品種も大事にしておくことが必要と思います。
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