
走行距離13万8千kmを超えた我が家のモビリオ号。
9月に定期点検を迎えます。たしか昨年の車検時に「次回はブレーキパッド交換ですかね」と言われていた。
「そうですか、分かりましたー」と言ったものの、
職業柄ブレーキパッドは自分で交換しないとなぁと思っておりました。
モビリオの純正ブレーキパッドはウチの会社の製品。
そうでなくても国産車の補修品パッドはすべて取り揃えているが、純正であれば尚更自社製品を取り付けなきゃな。
そう思い立って、社内販売を調べてみたら意外に高い…ん?…
インターネットショッピングで検索。そしたら社内販売より安い代理店を発見。
ブランドを無視すれば2000円ぐらいからあるのですが、いちよその倍ぐらいの当社製品を代理店様から購入。代理店様と運送会社とウチの会社にも貢献。
送料を入れても代理店の方が社内販売より安い。
ウチの会社はどうなってるんだ?社員からボッタくってどうするだ!どこまでブラックなんだ。ブツクサブツクサ
と言うことで、パッドを購入。

この週末に実家に行って作業開始。実家の駐車場は平らだし、屋根あるしで、便利に使わせてもらっています。
まずはタイヤを外してブレーキキャリパを観察。

この手の車では定番のフローティングキャリパと言うタイプです。
油圧ピストンを持つシリンダボディが2本のピンをねじ締結で持っていて、そのピンがパッドを収めるブラケットの穴をスライドする構造です。
ホンダの売れ筋車両らしく、ホンダ系ブレーキ会社の日信工業のブレーキキャリパが装着されています。職業柄他社のブレーキをシゲシゲと眺めてしまう。
でも構造は概ね同じ。パッド交換するためには、スライドピンを締結するねじを片方外します。だいたいこの手の車両だと12mmか14mmの六角ソケットが合います。

そこを外すとシリンダボディがクルッと回って、パッドを外せるようになっています。とても楽チン。

パッドを外して、パッドからシムを取り外します。新品パッドにはシムは付いてきませんので、使いまわします。
シムの役割はいろいろあるのですが、主にはブレーキ時の鳴き止めです。
可能な限り洗浄して、新たなグリスを塗って新しいパッドに装着します。

一方シリンダボディのピストンを押し込む必要があります。パッドが摩耗した分、出てきていますので、押し込まないと組み付けられません。
握力があれば人の手でも押し込めますが、車上だと握り難いので、ピストン戻しが便利です。

その際、エンジンルーム内のマスターシリンダのリザーバタンクに注意です。多くの人がパッド交換は数年に1度のはず。車検のたびにブレーキフルードを交換しているはずなので、整備工場では摩耗したパッドの状態でフルードが充填されています。

ですのでピストンを戻すと、リザーバーからブレーキフルードが溢れることがあります。エンジンルーム内に滴ってるのは良くないので注意です。
ピストンを戻して、新品パッドを装着したら、シリンダボディを元に戻します。緩めたボルトもちゃんと締めます。これホント重要。
作業自体は1時間もかからないはずですが、
パッドが偏摩耗や片減りしてないか見たり、無駄に洗浄したり、グリスをたっぷり塗ったりと…私は1時間半ぐらいかかったかな。
概ね平らに摩耗しています。車両側と車両外側も同じぐらい摩耗してます。当たり前を確認。

残りは3mmぐらいだったかな。昨年の点検時の数値と変わらない気がするけど、もう交換しちゃった。
摩耗形態に異常は無さそうです。

個人的な印象ですが、純正モビリオのブレーキの効き味って結構気に入っています。剛性感もあるし。それもあって、今回はパッド銘柄も変えなかった。
そのお陰もあって、パッドを新品に交換しても馴らしは必要ありませんでした。
これで次回点検も安心。
9月に定期点検を迎えます。たしか昨年の車検時に「次回はブレーキパッド交換ですかね」と言われていた。
「そうですか、分かりましたー」と言ったものの、
職業柄ブレーキパッドは自分で交換しないとなぁと思っておりました。
モビリオの純正ブレーキパッドはウチの会社の製品。
そうでなくても国産車の補修品パッドはすべて取り揃えているが、純正であれば尚更自社製品を取り付けなきゃな。
そう思い立って、社内販売を調べてみたら意外に高い…ん?…
インターネットショッピングで検索。そしたら社内販売より安い代理店を発見。
ブランドを無視すれば2000円ぐらいからあるのですが、いちよその倍ぐらいの当社製品を代理店様から購入。代理店様と運送会社とウチの会社にも貢献。
送料を入れても代理店の方が社内販売より安い。
ウチの会社はどうなってるんだ?社員からボッタくってどうするだ!どこまでブラックなんだ。ブツクサブツクサ
と言うことで、パッドを購入。

この週末に実家に行って作業開始。実家の駐車場は平らだし、屋根あるしで、便利に使わせてもらっています。
まずはタイヤを外してブレーキキャリパを観察。

この手の車では定番のフローティングキャリパと言うタイプです。
油圧ピストンを持つシリンダボディが2本のピンをねじ締結で持っていて、そのピンがパッドを収めるブラケットの穴をスライドする構造です。
ホンダの売れ筋車両らしく、ホンダ系ブレーキ会社の日信工業のブレーキキャリパが装着されています。職業柄他社のブレーキをシゲシゲと眺めてしまう。
でも構造は概ね同じ。パッド交換するためには、スライドピンを締結するねじを片方外します。だいたいこの手の車両だと12mmか14mmの六角ソケットが合います。

そこを外すとシリンダボディがクルッと回って、パッドを外せるようになっています。とても楽チン。

パッドを外して、パッドからシムを取り外します。新品パッドにはシムは付いてきませんので、使いまわします。
シムの役割はいろいろあるのですが、主にはブレーキ時の鳴き止めです。
可能な限り洗浄して、新たなグリスを塗って新しいパッドに装着します。

一方シリンダボディのピストンを押し込む必要があります。パッドが摩耗した分、出てきていますので、押し込まないと組み付けられません。
握力があれば人の手でも押し込めますが、車上だと握り難いので、ピストン戻しが便利です。

その際、エンジンルーム内のマスターシリンダのリザーバタンクに注意です。多くの人がパッド交換は数年に1度のはず。車検のたびにブレーキフルードを交換しているはずなので、整備工場では摩耗したパッドの状態でフルードが充填されています。

ですのでピストンを戻すと、リザーバーからブレーキフルードが溢れることがあります。エンジンルーム内に滴ってるのは良くないので注意です。
ピストンを戻して、新品パッドを装着したら、シリンダボディを元に戻します。緩めたボルトもちゃんと締めます。これホント重要。
作業自体は1時間もかからないはずですが、
パッドが偏摩耗や片減りしてないか見たり、無駄に洗浄したり、グリスをたっぷり塗ったりと…私は1時間半ぐらいかかったかな。
概ね平らに摩耗しています。車両側と車両外側も同じぐらい摩耗してます。当たり前を確認。

残りは3mmぐらいだったかな。昨年の点検時の数値と変わらない気がするけど、もう交換しちゃった。
摩耗形態に異常は無さそうです。

個人的な印象ですが、純正モビリオのブレーキの効き味って結構気に入っています。剛性感もあるし。それもあって、今回はパッド銘柄も変えなかった。
そのお陰もあって、パッドを新品に交換しても馴らしは必要ありませんでした。
これで次回点検も安心。
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