c'est joli ここちよく たのしく すこやかに・・・

庭で育てた草花と描く情景画
les couleur
高折みゆき

ちいさな旅 徳川園へ

2021年09月04日 11時09分27秒 | 旅 travel 神社 jinja



秋の展覧会の準備、そして作品つくりでいそがしい日々なのですが、
徳川園へ訪れることができました。

詳細は、ブログで綴っていますので、よろしければご覧ください。
文章がいつも長くなってしまうので、インスタでは、抜粋Ver.で

(徳川園をご存知ない方もいらっしゃるかなと推察いたしますので、徳川園の説明を少しだけ・・・ 下記 徳川園HPから一部引用させていただきました。)

徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。

当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広大さで、庭園内の泉水には16挺立の舟を浮かべたと言われています。光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、明治22年(1889年)からは尾張徳川家の邸宅となりました。

徳川園(2.3ha・約7,000坪)は、池泉回遊式の日本庭園で、江戸時代の主だった大名庭園もこの様式です。清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れるありさまは、日本の自然景観を象徴的に凝縮しています。

さらに徳川園は、高低差の大きな地形、既存のまま取り入れた樹林、立体的に迫る大きな岩組みが特徴で、変化に富んだ景観を大胆に切り替える構成を用いて大名庭園の「荘厳さ」を大観できるようにしています。新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々など四季を通じて楽しめる庭となっています。


・・・・・という説明をあまり読まないまま、あまり詳しいことは知らないで、
お食事目的で訪れてしまった徳川園・・・
名古屋にもこんな素敵な場所があって、よかった!という気持ちになることができました。
正直、名古屋でお薦めの場所ありますか?と展覧会会場などで質問されるたびに、
お食事は、なにか美味しいものがありますか?と聞かれるたびに、
お返事にいつも苦慮してしまっていたのですが、
スポットは、神社がお好きなら、熱田神宮でしょうか・・・
歴史が好きなら名古屋城とか・・・とかなり偏った頼りないお返事をすることが多く、
お食事は、B級グルメが多いので、お口に合うかどうか・・・と
地元愛のかけらもないようなお返事ばかりで、
なんだか申し訳ない気持ちになっていたのですが、徳川園は、すごく素敵な場所でした。
わたしが、あまり地元のよいところを知らないだけだったのだと、反省するきっかけになりました。

あいにくの雨模様でしたが、それでも、短い時間でも、思い切ってお庭を散策してよかった。
雨に濡れたことで、まるですべてが洗いながされたかのように、庭園の葉々や石畳が艶々とかがやいて、うつくしい景色に出会うことができました。












短い時間でも、こうしてきれいな景色と空気の中に佇めたせいなのか、日々の中で忙しかったり、大変だったりしたことで、緊張して縮こまってしまっていた心も身体も、スゥーっと解き放たれていくようで、思いがけず、幸せな時間を過ごすことができました。

この日は、コロナ禍で、雨だったせいか、お人も少なく、安心して庭園を散策することができ、池の近くでは、蓮のお花にも出会うことができて、日常とは異なる時間につつまれることができたようです。
安心して新鮮なあたらしい空気を心と身体にたくさん入れたことで、古くなった想いだったり、不要なものと入れ替わっていくようで、浄化されていくような時間を過ごすことができました。

和食をいただきたかったので、お食事はフレンチではなく、宝膳亭で・・・
リーズナブルで、とても美味しかったですし、何よりも、人と会って、おだやかな時間を共有して、会話をしながらできる食事の楽しさは、ひとを元気に、そして笑顔にしてくれるものだなぁと実感しました。 以前だったら、あたり前のようなことが、なんだかとても尊い時間に感じられるようになったのも、変化かもしれません。
外食らしい外食も、思えば、7月にたいせつなお友達のアコさんと、オステリアオルカドーロに伺って以来かも・・・あの日も、この日のように、たからもののような時間だったなぁ・・・


画像+茶碗蒸し+天ぷら+お寿司+お吸い物+お団子とアイスとフルーツのデザート・・・

お庭散策後は、蘇山荘へ。
こちらも素敵でした。 
汎太平洋博覧会(昭和12年)の迎賓館を移築したといわれている歴史的建造物のなかで、緑の庭園を眺めながら、お茶を楽しむことができました。



カウンターやソファ席もあり、お庭の景色を見ながら、
時間が経つのをわすれるような場所です









行ってみたいお店だったので、伺うことができ、徳川園でのミッションは
無事にコンプリートすることができました。
ただ後ろの時間を気にして、紅茶にして、コーヒーフロートをいただけなかったので、
若干の心残りもありつつの、ミッション終了という感じだったことだけが、
唯一の心残りでしょうか・・・
でも、次に伺った際のお楽しみができたようで、それもなんだかうれしかったりします。

訪れたことが無い方も、ご無沙汰な方も、季節ごとに景色が変化するので、ぜひ機会があられたら・・・
わたしもこれからは、季節ごとに、行ってみたいなぁって思っています。

きょうも笑顔ですてきな日になりますように
身近なひとたちと
おだやかな笑顔を贈りあえる
あたたかな時間につつまれる日でありますように






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