見慣れてしまい
あたりまえのように感じていた街の夜空・・・
そこに突然現れた
いろとりどりの花火
にぎやかな音とともに・・・
星の少ない
街の夜空の景色・・・
瞬く間に、うつくしい景色へと変わっていきます
ちいさな花火大会で出会うことのできたうつくしい景色
おおきな花火大会のように、連発しての打ち上げが少ない分
一つひとつ、大切に丁寧に打ち上げられる花火たち
眺めている観客も、
その一つひとつの打上げ花火を
なんだか愛おしく感じ、
にぎやかな音とともに
大地から、空に昇っていく様子を、
そして、夜空に花開くうつくしい花火を、
そして、静かに散りゆく様子まで
丁寧に・・・大切に・・・
味わいながら、じっと見つめるような時間がつづきます
その一瞬一瞬は、いつもと変わらない同じ時間なのかもしれませんが、
その時間は、まるで時が止まってしまったかのように
いつもよりも、ずっとずっと長く長く・・・
そんな風に感じられる
深い時間の刻みが、そこにはあるように感じました
いつも、
時のながれが早くて、
一瞬一瞬
まるで瞬く間に、
すぐに消えてしまうように感じてしまっていましたが
昨夜、出会った景色は、いまという一瞬が、かけがえのない
うつくしい時間に感じられて、
時の刻みが、いつもよりもずっと深く深く感じられ、
心にまで、刻まれていくような気持がしました
いまというこの瞬間が、
世界でたった一つしかないかけがえのない時間であることを、
そして、今日という1日がその積み重ねであることを
あらためて教えてくれたように感じられました
きょうも笑顔を贈りあえる
あたたかな気持ちの一日になりますように
一瞬一瞬が、心に刻まれる
うつくしい景色の一日になりますように!