夜、つよくつよく
大地に降りそそいだ雨
朝には、すっかりとあがって
いっそう冷たく張りつめたような朝
ひんやりとした空気
久しぶりの雨に、大地も空気もうるおって、
このすがすがしい空気
雨上がりの朝・・・なんだか気持ちいい
12月22日の冬至を前に、まだまだ夜の長い日がつづいていますが、
もう間もなく、冬至を迎えようとしています
お陽さまも復活し、大きくおおきく転換しそうな予感
週末
東京へちいさな旅をしてきました
度々仕事では訪れているのですが、ここ最近は忙しく、
ホテルと展覧会場を往復するだけで、ゆっくり美術館に行ったり・・・ギャラリー見学したり・・・
そんな時間すら持てないほど忙しくしていたので、久しぶりに、旅気分で、東京を訪れました
日本橋三越の特設会場で展示されていた小松美和さんの展覧会に訪れたり、
いろいろなギャラリーに伺ったりして、見るものがすべて新鮮な時間って久しぶり・・・
また、展覧会の際に、お客様から教えていただいた美味しいと評判のお寿司屋さんを訪れたり
夜には、セルリアンタワー東急ホテルの能楽堂で開かれた狂言会にも伺いました
狂言を通して、知り合いになった方から、セルリアンタワーでは、野村萬斎さんが、1年を振り返ったトークが楽しいというお話を伺って、気になっていました。 なかなかチケットが取りづらかったですが、なんとか手に入り、一緒にそのままホテルも予約を取ることができたので、母と一緒に伺うことができました。
200名ほどを収容できる能楽堂で、とてもアットホームな雰囲気。
萬斎さんの古くからのファンの方々がたくさんいらっしゃるご様子で、皆さん萬斎さんのトークの際に、熱心にメモを取られたりしている姿が印象的で、ちょっと場違いだったかもしれないと反省し、なぜか緊張しながらも、楽しいトークと解説に、あっという間に時間が過ぎていきました。
皆さんかなり笑われるので、連結されている椅子が揺れる・・・という・・・一種アトラクションのような雰囲気もあって、同じ空間をたのしく共有することができて、幸せなひとときでした。
オリンピックパラリンピックの開会式・・・閉会式・・・晴れると良いですね。 チケット取れますように!
そして、ずっと楽しみにしていた念願の狂言も、まだ一度も拝見したことのない演目だったので、とても楽しく拝見することができました。
解説 野村萬斎
狂言「岡大夫」
聟:内藤 連
舅:石田幸雄
太郎冠者:月崎晴夫
娘:中村修一
狂言「鐘の音」
太郎冠者:野村萬斎
主:深田博治
まだ、狂言を見られたことがない方も、一度ぜひ足を運んでいただいて、楽しい時間を過ごしていただけたらなって思います。
翌日には、兄夫妻も合流してくれて、日本橋付近や、はじめての浅草 浅草寺へ・・・一緒に行った母がいつも立ち寄る好きなお店があるみたいで、わたしもはじめて行くことができました。
観光客の多さに驚きながらも、戸惑いましたが・・・、はっと我にかえって・・・、自分も立派な観光客だったと自覚して、楽しむことができました。
仕事以外で訪れた東京、笑顔の時間を過ごすことができました。
いつも・・・何かしら目的があったり、仕事があったりで、目的のない旅・・・ちいさな旅でしたけど、ひさしぶりに、のんびりすることができました。
冬至を前に、そして、あたらしい時の扉を前に、笑顔を贈りあえる、あたたかな日々を過ごされますように
健やかで、やさしい気持ちを忘れない日々でありますように