Your Pet Knows〜あなたのペットは知っている〜

元獣医師によるアニマルヒーリング・ペットヒーリング日誌

『ぱっぴーライフへの道Vol.5』

2021-07-31 | メッセージ
5回にわたって連載させていただいた, ワンちゃんのしつけのヒント『ぱっぴーライフへの道』。
いよいよ最終回です。

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『ぱっぴーライフへの道VOL.5』

最終回は「神コマンド」をお届けします。


実は今回の内容はワンちゃんだけに限らず,ネコちゃんも鳥も亀も・・
おそらく「生きとし生けるもの」すべてに贈りたいコマンドです。


Settle(セトゥル)


おちつく,おちつかせる,しずめる・・つまり,リラックスさせる,という意味。


イメージしていただきたいのは,あなたの愛するペットがゆったりと身を横たえて
心底,くつろいでいる様子。安心しきって,とっても落ち着いたテンションで。


鳥のさえずり,ゆりかご,ロッキングチェア・・どこまでも平和で平穏なひととき。


そんな状態をつくり出す言葉が「Settle(セトゥル)」なのです。


決して難しくはありません。いつでもトレーニングできます。


ワンちゃんやペットさんが上に述べたような状態の時(落ち着いてゆったりとくつろぎ,リラックスしている),そばで体をゆったりと撫でさすってあげながら


Settle(セトゥル)

(または「リラックス」「おちついて」など言いやすい短めの言葉であれば何でも良いでしょう)


と唱えるだけです。
これを,何度も繰り返しましょう。


ポイントは私たち飼い主が,本当に,心底「落ち着いて穏やかで平和で安心しきった」状態でいることです。


ペットたちは「言葉」よりむしろ,その音声の背後にある私たち飼い主のエネルギーを
感じ取っているのですから,まずはご自分からしっかりと心地よい気分に満たされて,
その心地よい思いとともに(でも芯をもって)言いましょう。


そしてそんな平和で穏やかなシーンができたら,目の前の「この子」のことをかぎりなく「いとおしく」思う気持ちが自然と湧き上がってくるかもしれませんね。


これがまた,コマンドやしつけ,なんて堅苦しいことはそっちのけに,幸せだったりします。


この言葉(セトゥル)とそれが意味する状態がいつしか無事にペットさんの記憶にすりこまれたら,この言葉は立派にコマンドとして働き始めます。


「おすわり」の回でお伝えしたように,何か望ましくない行動をしている時や,勝手にテンションが上がっている時など。


ペットさんに「おちついて」「リラックスして」を思い出してもらうコマンドとなるでしょう。


私はこのコマンドが大好きです。
なぜなら,覚えてもらうために唱えながら,自分自身が本当に心地よく,愛犬との絆がぐーっと強まるのを感じるからです。


そしてその感覚は,どこかヒーリングをさせていただく時に似ています。




さて,全5回のしつけのヒント,お読みいただき有難うございました!
少しでもお役に立ったなら嬉しいです。


ワンちゃんネコちゃん,いろんな種のペットたちと,そしてヒト。
おんなじ星にうまれた,生きとし生けるもの仲間です。


みんながハッピーに暮らせる日がくるといいなと,心から願って・・


ひとまず7月31日,HAS ,ヒーリングイベントにいらしてくださいね。
(まだワンちゃんネコちゃん枠にも空きがありますので間に合います!)
会場で直接お会いできるのを,楽しみにお待ちしております。


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『ぱっぴーライフへの道Vol.4』

2021-07-29 | メッセージ
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『ぱっぴーライフへの道』第4回目は「お散歩の極意」をお届けします。


ワンちゃんにとってお散歩は欠かせませんね(どんなに小型犬でも)!ただ今は夏の真っ盛り,くれぐれも熱中症には気をつけて時間を選んでお散歩して下さい。


さて,お散歩中の人とワンちゃんですが,散歩図を見ればうっすらその関係性が見えてきます。


①グイグイと先頭を切って歩くワンちゃんに「まって~~」と引っぱられる飼い主さん・・の図なのか,または


②ワンちゃんがピタッと脇や足元について人と一緒にスッスと歩く姿・・の図なのか。



だれだって,後者を目指したい。


ところが現実はそう簡単にはいかない。


ドッグオーナーの永遠の命題のようなこのお悩みには,「どうぞ地道にしつけ(トレーニング)に励んでください」というのがまず第一のアドバイスです。


正直どんなメソッドでもかまわないのです。クリッカートレーニング、ヒール(つけ)コマンドなど・・・気に入った手法でとにかく取り組んでみましょう。


大切なのは毎日の積み重ねです。①ではなく②にするんだ、というはっきりとしたビジョンを頭に描き,あきらめてはいけません。


そしてどんな方法であっても次にお伝えする3つのヒントを知っているか否かで大きくその効果が異なってくるでしょう。



その3つのお散歩のヒントとは・・


⒈ アウェー(家の外)でもリーダーは私(飼い主)

⒉ワンちゃんの性格と好物

⒊アンテナを張って歩く


です。



1の「リーダーは私」は,VOL1.でもお伝えした内容ですが、群れで生きるワンちゃんは、誰が上位で誰が下位か,よ~~くわかっています。


ちゃんと「私(ヒト)がリーダー」に,なっていますか?


たとえばお家の中では飼い主優位に過ごせていても,外では飼い主さんがドキドキしたり,出会う物事にビクビクしていたら,ワンちゃんはただちに察知して「ここは僕がまもらねば」「まかせて」とばかりにお散歩リーダーになるかもしれません。


いつでも,どこでも,穏やかに,毅然として。

「私がリーダー」。


どうぞしっかりと自分のエネルギーやオーラを管理することを,常日頃から心がけて取り組んでいきましょう。


そして2と3です。人と同じで,ワンちゃんといえど,その性格や好みは千差万別です。たとえば我が家では、1頭は他のワンちゃんに出会うと大興奮ですが、もう1頭は犬より人や子どもが気になるタイプ・・といった具合に。


何に反応しやすいのか,どのタイミングで燃え上がりやすいのか(逆に怯えやすいのか)などをよく知っておくことが大事です。


さらにしっかりとアンテナを張り,その刺激が出てきそうな時を早めに気づき,ワンちゃんが反応モードにどっぷりと入る前に早めの対処をとることが大切です。


つまり向こうから犬が来る、と早めに気づいていれば,いつもよりぐっと穏やかで安定感ある歩調とエネルギーを心がけつつ(まちがっても緊張感を漂わせてはダメですよ!火に油),さりげにルートを変えたり,そっと好物のおやつで気をひく準備をしたりなど,できるわけです。


そしてアンテナは,すぐ脇を歩くワンちゃんのちょっとしたエネルギー変化を感じ取ることにも使えるでしょう。


何はともあれ、何度も言います。


飼い主さんの落ち着いて安定したオーラやエネルギーが, 動物たちと関わる上でとってもとっても大切であり,どんな所でもワンちゃんたちの心のより所となるのです。




と、今回はお散歩に役立つヒントを3つお伝えしました。


さぁ,ワンちゃんと普段どのようなお散歩をしていらっしゃるでしょうか。


かくいう私も決して満点合格の散歩図にはなっていないのですが,日々,自分自身の内面をワンコたちの行動をとおして再チェックできる良い機会となっています。



ちなみにワンちゃんだって,リードを取らねばならないとしたら大変なことなのです。


ワンちゃんからのグチ(!?)やメッセージを聞いてみたいなぁと思う方は,ぜひHAS千葉へいらしてくださいね!思ってもいないメッセージが,出てくるかも知れません。




お読みいただき、有難うございました。


次回はいよいよ最終回、「神コマンド」をお伝えします。


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『ぱっぴーライフへの道Vol.3』

2021-07-24 | メッセージ
これまでに,ワンちゃんとお子さんの関係をどう作っていけば良いのか・・,私自身子育て&犬育てをする中で,そんなママ友のお悩みに多く出会ってきました。

この機にまとめてみましたので、どうぞご参考までに。

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『ぱっぴーライフへの道Vol.3』


今回のテーマは「子どもと犬」です。

ときどき,おうちの中でワンちゃんとお子さんの仲がよくない,というお話を耳にします。すぐにケンカになったり物や家族を取り合ったり。


「まさに兄弟のよう」なんてつい笑ってしまいますが,場合によっては笑い事では済まされません。


かたや世の中には,名犬ラッシーのように子どもと犬の美しい絆ストーリーもあるわけで,一体,何が分かれ道となるのでしょう?


犬種や性格の相性もありますので,どんなケースでも,というわけにはいかないかもしれませんが,それでも,ここには確かに周囲の家族(大人)ができるコトや方向付けがあります。


たとえばこんな時,あなたはどうしますか?


「3歳の子どもが,手にしたおもちゃで力任せにワンちゃんを殴った。するとワンちゃんは怒り狂って子どもに歯をむき出してうなった。」



ワンちゃんの方はただ寝ていただけです。突然ごつごつしたおもちゃで殴られて,それはワンちゃんには理不尽というもの・・・と,3歳の我が子を,ワンちゃんの前で叱りつけちゃいますか?



私ならこの場合,どんなに頭で理不尽だとわかっていても,即座の反応としてはワンちゃんの方にストップをかけます。


近くにいればワンちゃんの急所を突く,とか,「ノー、ダメ」などの NGワードがしっかりと功を奏すならそれでもよいですし,床をドン,と蹴ったりワンちゃんが驚くような不快な音をたてる,などです。


とにもかくにも,まずは,”子どもに牙をみせるのが許されないコトなのだ”と示す必要があるのです。


以前にもお伝えしましたが,ワンちゃんなど動物たちは私たち人間よりもずっと,「今」「この瞬間」に生きています。伝えたいことは,その行動のその瞬間にこそ,伝えなくてはなりません。
Vol.1Vol.2もご参照ください)


私たちは、どんなことがあっても大切な我が子(人間)に手を出すことを,どれだけ大切な同じ家族であっても動物であるワンちゃん達に,ゆるすわけにはいかないのです。


そしてこのスタンスは,普段しっかりワンちゃんより上位にあって信頼を得ている群のリーダーであってこそ,示すことができるものですので,普段の関係性はとても大切ですね!


一方,子どもの方には,それこそ,あとからゆっくり説明すればよろしいでしょう。ただワンちゃんを叱って終わり,とならぬようにお願いいたします。


同じ地球上にくらす違う種類の生き物であるワンちゃん,でも同じ家族であるワンちゃんとの付き合い方,優しい心を育む教育の場として,じっくりと落ち着いてお子様とお話されたら良いのだと思います(そう,ワンちゃんへのトレーニングがひと段落したタイミングで,こっちは大丈夫・・)。


このように,ある程度の年齢(ざっくりと小学生の高学年くらい?)になるまでは,お子様もまだまだヤンチャな時期,ワンちゃんとのよい関係性ができるように,親や周囲の大人が両者に誘導のレールを敷いてあげる必要があるのです。


人間の方には「ワンちゃんへのやさしくでも毅然とした態度」を。
ワンちゃんの方には「子どもは絶対的に大切なもの,手を出してはいけないもの,あなたと同じように愛し大切にしている仲間」であることを。


先ほどのような出来事がなくても,日常がそのトレーニングの場となります。


簡単にできることでは,お子さんがワンちゃんのご飯あげ係になってもらうとか(ぜひおすわりをさせてから、あげてみようね!)。


帰宅後のパパ(ママ)は,まずはお子さんに「ただいま〜」とハグしてからワンちゃんをナデナデしてあげるとか(順番はひそかに大切。くれぐれもわんちゃんがヤキモチを焼き過ぎないよう,ワンちゃんにはワンちゃんタイムをとってたっぷりの愛情をあげましょうね!)。


そして少し大きくなってくれば,お子さんの方がもうしっかりとした「犬使い」になっていて,ほっておいても穏やかでやさしい関係がさらにはぐくまれていくでしょう。


そう,そんな良い「場」(雰囲気,流れ,オーラ)をつくることが,子どもと犬を見守る大人が常日頃から,心がけてすべきことかと思います。


と,今回はちょっとしたワンちゃんとお子さんとの関係づくりのヒントでした。



ワンちゃんにもお子さんにも,一つ屋根の下でよかれ悪かれ多くの影響を与えているのは,私たち大人です。



良い環境や良い関係を作りたければ,自分自身をしっかり整えてまいりましょう!
(ヒーリングは言葉としては「癒し」を意味しますが,自分のエネルギーや雰囲気や安定感を調整するものなのです。よろしければ,7月31日にぜひ全国のHASでご体験ください♫)


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『ぱっぴーライフへの道Vol.2』

2021-07-15 | メッセージ
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『ぱっぴーライフへの道Vol.2』

第2回目のテーマは「おすわりの使い方」というお話です。

おそらくワンちゃんを飼い始めたらまず最初に教えるしつけはこれではないでしょうか?

「おすわり(すわれ/Sit)」


ワンちゃんの鼻の先におやつを用意して注目させる
ワンちゃんがその手を見つめていることを確認しながら,ゆっくりとワンちゃんの頭上へ手をスライドさせる(同時にコマンドをいう「おすわり」)
見上げるように思わずワンが座る
すかさず褒めておやつを与える。


こんな流れで,たいがいのワンちゃんはすぐに覚えてくれるのではないでしょうか。
基本のしつけとしてぜひおさえておきたいコマンドです。



そしてこの「おすわり」なのですが,じつはお座り目的以外にも,たとえば好ましくない行動をしているときにも使うことができることをご存知でしょうか。


外に向かって猛烈に「ワンワン!」と吠えだしたときに。はたまた,子どもが握るおやつに飛びかかろうとしている瞬間,などなど。(好ましくない行動を止めるには様々な手法があります。これはあくまでもその中の一つ。)


よくない行動がでそう!でた!


その時なるべく間髪入れずにこのコマンドをいれます。そう,ワンちゃんに「おすわり」させるのです。


え!そんなん無理!


そんなお声も聞こえそうですが,はい,もしも彼(彼女)がテンションマックスで,もう問題行動真っ最中の時には,聞く耳もなく少しハードルが高いかもしれません。


ですが今まさに問題を起こそうとしている初期段階であれば,けっこう有効です。



よくやりがちなのはワンちゃんを「叱る」事かと思いますが,これがほとんどのケースで効いていないばかりか逆効果になっていると言われています。


「〇〇ちゃん、ダメ!」とか「こら!」という飼い主さんの声は,よほどの威力とタイミングを兼ね備えていない限り,ワンちゃんの耳には群れのメンバーからの
励ましのコトバとさえうけ取られかねないのです。


そんな勘違いをさせないほどに迫力ある唸り声で「ダメ」を示せるなら良いのですが,
そうでなければ下手な声かけはしない方がマシ,ということです。


そこで,おすわりの出番となります。いっそのこと気持ちをパッと切り替えさせて


「おすわり」
静かに落ち着き問題行動をしない(「ふせ」「まて」までできたらなお良い)
褒める

という流れにすり替えてしまうわけです。



ここで,このしつけを効果的にする大切な要素があります。
それは(前回のvol.1と同様の流れですが)飼い主さん自身がまとうエネルギーなのです。


今にも突撃寸前のワンちゃんと同じようなテンパったモードとか,「なんとかしなきゃ」とあせるエネルギーは決してお勧めできません。「おすわり〜!」のコトバだけがただ宙に浮いてしまうでしょう。


言葉よりもハンドサインよりも,何よりもまずはエネルギーやオーラで伝えましょう。




「私はそんなことに興味はない。それよりむしろ,『おすわり』をしよう」




とこんな意識で,王者ライオンのように毅然と穏やかに。


飼い主さんがその瞬間にまとっているエネルギーや意識は,私たちが考えている以上に多くのことを動物達に伝えているのです。




ということでHAS千葉ではワンちゃんネコちゃんとご一緒でもお連れ様がご一緒であれば体験ヒーリングをうけられます。この機会にまずは一度,誰もが持っているエネルギーを体感し,落ち着いた飼い主さんへの第一歩を,踏み出してみましょう。

お読みいただきありがとうございました。

次回もどうぞお楽しみに(第3回は「子どもと犬」についてです)!

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『ぱっぴーライフへの道Vol.1』

2021-07-10 | メッセージ
全国一斉開催のHAS(Healing art selection)というイベントをご存知でしょうか。
CRAヒーリングメソッドのヒーラーたちが集い,様々なヒーリングメニューをお気軽に体験していただこうというイベントで,今月末の7月31日に開催されます。

千葉界隈はびっくりするほどヒーラーが多いエリアで,このHAS千葉にはなんと今回17名ものヒーラーが集結します。私もその一人として参加いたしますが,さらに今回よりアニマルヒーリングメニューを登場させて,そちらも担当させていただくことになりました。

というわけで,アニマルヒーリングの登場を記念してHAS千葉のブログにわんちゃんのしつけのヒントを5回ほど連載いたします。こちらにもアップしますので,どうぞよろしければご覧ください。
そしてぜひ,実際に会場で体験してみていただけたら嬉しいです。

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『ぱっぴーライフへの道 Vol.1』

第1回目は「ワンちゃんのこんな姿勢にご注意!」をお届けします。

たとえば夜寝る時や昼間ちょっとソファーでゴロンとした時。
大喜びでワンちゃんがとび乗ってきて横に一緒に転がったりペロペロしたりって,ありますよね?すっごい至福の瞬間!

でももし,彼(彼女)が4つの可愛い肉球を全部あなたの上にドーンとのせてまたがっていたのなら。それは,じつは気をつけなくてはならない注意ポイントです。


ワンちゃんは基本的に「群れ」の習性があって誰が自分より上位で誰が下位かを判断するのはお手のもの。そして自分が上位である時やその優位性を示したい時にはこうした姿勢やポジションがよく取られます。


日々の生活の中でこの上位,下位を決めるポイントはたくさんありますのでこの姿勢を一度とったからそれで順位が決まる,という単純かつ極端なお話ではありません。また「ほんのちょっと位いいじゃない?うちの子ちっちゃいんだし」なんて気持ちも,わかります。

でもちょこっと頭に入れておくとよいと思います。
この姿勢,この位置関係。順位づくりの面ではあまり良くないポジションのひとつなんだっけ,と。

そしてスッとワンちゃんを自分の上からずり下ろしたり,最後にはワンちゃんの方をゴロンとひっくり返してお腹を出させる(立場逆転!)なんてことを,「至福」を味わいつつも行うことはできるのではないかと思います。


と,ここまでは,一般的なお話。
実は,あと一つあるのです。とても大切かつこれが一番重要かもっていうヒントが。


どんなに目に見える形についてアレコレ語ろうとも,結局ワンちゃん達が瞬時に察知して判断材料にしているのが・・飼い主さんの,家族の,そして場のエネルギーなのです。

穏やかで毅然として落ち着いたライオンのようなエネルギーをまとっている飼い主さんならば,たとえそのお腹にのっかったワンちゃんといえど母にまとわりつく子猫のような従順な気持ちでいられるかもしれません。


つまりどんなしつけにも,飼い主さん自身が自らのエネルギー(テンション,気,オーラ,雰囲気,いろんな言葉がありますね)を管理することが,とってもとっても重要になってくるのです。


そして飼い主さんがそのように安定した状態で幸せに暮らすことを誰よりも望んでいるのが,傍にいるワンちゃんネコちゃんたちだと言えるでしょう。



ヒーリングはそのエネルギー管理のお手伝いをするものでもあります。ぜひHAS千葉で,まずはご体験されてみてくださいね。


それでは,第2回をお楽しみに♫(次は「おすわり」についてです)

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