等身大の日常

宅録遍歴

初めて作曲したのは、高1の時だ。

カセットのラジカセの前でギターをかき鳴らしただけ。

それじゃ寂しすぎるからドラムマシーンを買った。

ボスのDR550というやつだ。

ドラムはマシーンで鳴らし、その上からギターとかを被せていった。

やり方はカセットをダビングしながら音を被せていく。

当然音質劣化は避けられないし、一度録音したあとは変更出来ない。

それでも自分の描いた音が段々出来てきて楽しかった。

メロディは姉から借りたキーボードで弾いた。

そして世の中にMTRと言う物があると知り、購入。

ヤマハのCMX100Ⅲ(1991年発売)と言う機種だ。

当時はカセットに4トラック録音出来るのが最新だった。

それを使い、ドラム+ベース+ギター+メロディを録音した。

トラックが足りなくなると、ピンポン録音でトラックを稼いだ。

当然ピンポンも音質劣化はするし、変更は出来ない。

この機材で何曲作ったかな?

今は安くでデジタル録音出来るから良い時代だ。

やがてドラムマシーンはヤマハのQY20(1992年発売:61,950円)になった。

これはシーケンサーなので、ドラム+ベース+メロディはこれで打ち込んだ。

ギターだけは自分で弾いた。

今のようにアンシミュなんてなかったから、MTRに直差し。

ラインでペラペラの音だったが、それしか知らないので十分満足していた。

そう言えば高校時代のオリジナルバンドでは、このMTRを使って録音した。

超適当にドラムにマイク立てて、ギターとか楽器は直差しのラインで録音。

今聞くとしょぼい音である。

しばらくしてから8トラックのカセットMTRを買った。

これもヤマハのMT8X(1993年発売)と言う機種。

さすがに8トラあると便利だ。

しかしデカかったから狭い部屋にはキツかった。

そしてQY20がQY700(1996年発売:本体価格128,000円)になり、MTRもデジタルのものになった。

ボスのBR-8(1999年発売)である。

今では入手困難なZIPディスクを使って録音する。

その後PCのDAW(ローランドのU-8:1999年発売:定価6万9800円)を導入しながMTRも併用した。

だがU-8がWIN98専用だったのでPCが壊れて買い換えたときに、XPになったから使えなくなった。

そこでこんどはDAWソフトのソナーを買った。

しばらくはMTRも併用していたが、音楽辞めるときに知り合いにアンシミュとセットで売ってしまった。

けど最近また音楽やり始めて、結局同じMTRを中古で手に入れて使っている。

MTRはすぐに録音できるが良い。

ZIPディスクはオークションで5枚だけ手に入れた。

5枚もあれば十分である。

と、こんな感じである。

今思えばほとんど新品で手に入れているから当時は金あったなー

ってかそれだけ音楽につぎ込めたんだな。
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