*** Tezzaro's Private Journal ***

このコーヒーから湯気が上がっているのが分かりますか?
凄いですねぇ。

ロンドンオリンピックが終了しました

2012年08月13日 | 社会
日本のお盆を直前にしてロンドンオリンピックが終了。
時差が8時間とほぼ昼夜逆転の状態が毎日続いた。
ライブで情報を追っかけようとすると平常の生活リズムがボロボロと崩れてゆく。

みんながそんな生活をしているのかと思っていたがそうではなかった。
テレビなどで毎日のようにオリンピックの映像が流れていたのに一切見ていないという人がかなりいた。
今回の場合主要な種目の中継が10時以降に放映されるケースが多く、10時頃までに就寝する人の多くは視聴していなかったようだ。

オリンピックを見ることによって生活のリズムが変わってしまうからだ。
実際のところこちらもすっかり遅寝遅起になってしまった。
決勝あたりまで残っていると夜中の3時頃のケースも多々あった。

今回のオリンピックを通して感じた事がある。
世界のグローバル化をむかえ日本も24時間情報が流入する時代になった。

では人間はどう変わったのか?
何百年前と変わらずやはり5~8時間の睡眠は必要である。
不眠不休で日常生活はおくれないのが現実だろう。
人間の睡眠が何百年前に較べ2~3時間で済むようになっているならば解るがそうはなっていなのだから、現在の24時間情報が流入する社会で健全に過ごす為には何らかの取捨選択が必要とされる。

何を選択するかは個々の状況によって異なるが、この取捨をせず頑張りすぎると身体的にも精神的にもいろんな不都合が起こって来る。
ある意味では現代病といえるだろう。

約50年前の東京オリンピック以前の日本では、当然の事ながら現在のようにリアルタイムで世界の情報は入ってきませんでした。

だれだれが「メダル獲得・・・」といっても海外での試合なら早くて翌日の朝刊か夕刊に掲載されるくらいです。
さほど緊急性の無いものなら映画館でのニュースでといった具合です。

だからいくら金メダルをとったとしてもその前日、日本国民はしっかりと熟睡していたのです。現代人よりははるかに心身的には健康な状態にあったといえましょう。

今回のオリンピックとして感じたことは、無理に情報をリアルタイムに追わ無くても良いのではないか?・・・かつてはそうして十分に日常生活を送り何の不都合も無かったではないかということでした。
2~3時間の睡眠で生活できるようになったのならともかく、そうでなければどこかにしわ寄せが来るのではないでしょうか。