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神田にある母の実家が再開発で取り壊されてしまうので、
不用品を引き取りに、行ってきました
おじいちゃんの代から、事務所兼住居として使っていて
震災も戦争も逃れたけど、もう天井や壁がボロボロ

たぶん築70年とかそれ以上するらしい。
写真がカオス。
それでも、おじいちゃんおばあちゃん、母やの母の兄弟はもちろん、
私もいとこたちも住んでいた家なので、
思い出がいっぱいなのです
が、もちろん全部の荷物を持っていけるわけもなく。
おじいちゃんが骨董品やお土産を集めるのが好きだったので、
ガラクタなのか価値あるのか分からないものが、わんさか
掛け軸、仏像、壺、石、謎の置物、蝶や蛾の標本、金屏風・・・
一個発掘するたびに、これなんだっけ?と話が始まり
忘れかけてた記憶がよみがえって楽しかったです
そして、おばあちゃんが着物をたくさん残してたので、
全部もらうことにしました。
といっても、訪問着のようなのではなく、普段着るカジュアルなのばかり。
昔のモダンな柄って今見てもかわいいよね
母や伯母さんが、これは絣だからいける、これはシルク、
これはウールだからダメだ…、と
いろいろ分けてくれましたが、私は無知なので全然分からず。
着付け、習おうかな~
そして、私やいとこたちがみんな着た七五三のお着物は
いとこの1歳の女の子が、貰ってくれることになりました。
引き継がれていくのって、うれしいね
あと掛け軸!
どうしたらいいのか分かんなくて、これも貰っておいた。
虎が吠えてたりしたよ

まとめて骨董品屋に送りつけよう。
二束三文な気がするけど、とりあえずみんなで
ごはん食べられるくらいにはなるといいねえ、と話しつつ。
「死んだら何も持っていけないんだから、集めてもしょうがないよね。
片付けるほうが辛いんだから」
と、伯母さん言っていたのが、妙に心に残りました。
私も子供に残すなら、現金か有価証券か
換金しやすい貴金属にします

その他、ベタに昔の写真眺めて変なの発見したりしました。

シンガポールでおじいちゃんヘビを巻く、の図。たぶん40年くらい前。
そして今更ながら、育った家が壊されてしまうってのは
ものすごい寂しいです

いつもそこにあると思っていたものが、もうすぐ無くなるなんて
思い出にぽっかり穴があくような感じ。
こうして、人って年とっていくんですね~。はぁ・・・
もう一回くらい、見に行こうと思います。