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【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#01】

2024-10-03 | 冒険録(FF14)
現在進行度:7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト最初から

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)

(「2ヶ月遅れて」と銘打って始めたはずが、いつの間にやら約3ヶ月遅れになってしまったな……?
 ……うーん、気にせずいこう。)



 事の始まりは、ヴォイドでの冒険もデリックとの冒険も一段落して、しばらく経った頃のことだった。
エレンヴィルが外大陸から客人を連れてきたことだ。

 客人……ウクラマトの依頼は、彼女の国、トライヨラにて近々開催される継承の儀の手助けして欲しい、というものだった。

 正直、政治絡みの案件には苦い思い出があるんだけれど…………それよりも、わくわくが勝った。
 まだ行ったことのない場所に行けて。その土地の暮らしを、行き交う人々の衣服から、建物から、かかわりから、感じることができる。ぼくの冒険の動機なんて、それで十分だ。

 オジカに声をかけて、メインホールで皆を待つ。
 グ・ラハが壁に貼った新しい地図を見ながら、これから始まるたびに胸が弾んだ。
 ぼくが一番乗りとは、珍しいような気がした。

 しばらく待つと、皆が続々とメインホールに入ってきた。


 アルフィノとアリゼーは、ガレマルドの人々との和解の手がかりを求めて。
 クルルは、手紙と三つ葉の耳飾りを足取りに、祖父——ガラフ・バルデシオンの旅路の真実を求めて。
 ウクラマトは、継承の儀を乗り越えた先に待つ、玉座を求めて。
 エレンヴィルは、ぼくたちの先達として。

 ……と、言っても、彼も黄金郷の伝説はずっと気になっていたみたいだけど。
 素直じゃないところも、彼らしい。
(この凸凹コンビ、めちゃめちゃ好きです……!)

 ぼくには、皆ほど明確な目的はなかった。

 それでも。

 それでも、トライヨラへ旅に出た。
 以前グ・ラハが言った通り、歩いていけば、いつか目的が見つかると思うから。




(バルデシオン分館を出たらエレンヴィルが立っていたので、グルポでパシャリ。)

(夜だったのとエレンヴィルが褐色なのでちょっとライトを足しましたが、フィルターをいれなくてもめちゃくちゃきれい(むしろフィルター入れると違和感を感じるレベル)に撮れました!)
(グラフィックアップデート、すげぇ……!って思いました!)



 明朝、支度を整え、船着き場へ向かう。
 知神の港では、着々と船出の準備が整い始めていた。
(顔は似ていないとしても、ここにデリックと同じ髪型の船乗りさんがいるの、演出がずるいなあと思いました……!)

 やはり、出立の日はわくわくして仕方がない。
 ぼくがまだ見ていない世界へ、今、一歩踏み出そうとしているんだ。どんな光景が広がっているのか、想像するだけで心が躍る。



 うきうきした気持ちが顔に出ていたようで、皆に声をかけられた。

 エレンヴィルのいう「死の三角海域」は、それらしきものには遭うことは……いや、ぼくがそうだと知らないだけで、その海域に迷い込んでいたのかもしれない。
 なんにせよ、大自然の厳しさを味わう船旅になったのは間違いがなかったな。

 でも、アリゼーの言う通り、アクシデントも旅の醍醐味として、楽しみながら旅ができたらいい、と思った。
 オールド・シャーレアンの皆に見送られて、船は大海原へ繰り出した。

 見送りには、グ・ラハやタタル、オジカ、アメリアンスさん……フルシュノさんも来てくれていた。議員の仕事は忙しいだろうに、可愛い子どもたちの船出に立ち会ってくれるとは、素敵な父親だ。
(見知った顔がいると、「あーーーー!!!」ってつい声が出ますよね!ここでパパいたのうれしかったなあ……!)

 晴天、波風も船出日和。
 ぼくらのトラル大陸での大冒険は、こうして始まった。


© SQUARE ENIX

【FF14】約2ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#00】

2024-09-02 | 冒険録(FF14)
(この記事には『FINAL FANTASY XIV 黄金の遺産』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)

 今日もトライヨラは活気に満ち溢れている。 

 万貨街の賑わいと波の音を楽しんでいたら、いつの間にか日が暮れそうだ。

 シューニェの店では、店主の彼ももちろんだが、ウヴロもどうやら評判が高いようで、女性客が訪れるのをよく見かける。
 ドヌハヌの店は、いつかの閑古鳥はどこへやら、夕飯で怪魚に挑戦しようとするお客が来ている。彼が提案する調理法は美味しいと評判だ。
 ラゾルジとパパーニは、やはり良いコンビだ。手早く、美しい製品をとても生き生きとした表情で作っている。
 パメカは、今日は何の本を読んでいたのだろう。仕事の合間に読んでいる本の装丁が毎日違うものだから、その速読ぶりを少しうらやましく思ったりする。
 シェーロジャとハルナレクは、次の新作ジュースのことでまた揉めているみたいだ。揉めている、とはいっても、その表情は生き生きとしている。

 トライヨラの人々は、皆、生き生きと生活していて良い。

 タコスのチーちゃんは、今日も今日とて大繁盛だ。外の席には、辛さに顔をしかめつつ、明るい声で、隣人と食事を楽しむ人々で溢れていた。
 モブリン族の店主は、いつも勤勉だ。商品が届く前に片付けをしておこう、と、整理整頓を欠かさない。
 ペルペル族の青年は、今日も釣りに行くのだろうか。相も変わらずよろず屋に顔を出している。

 シャバーブチェでは、賑やかな声が一層の盛り上がりを見せている。今日はデモウェニの物語だろうか。それとも、異邦の詩人だろうか。ヴァリガルマンダや障壁の向こう側でのことで、ちょっとだけ有名になってしまったから、少し気恥ずかしい。

 障壁の、向こう側、か……。

 黄金郷をめぐる冒険からしばらくが経った。あの景色は美しく、穏やかで……だからこそ、考えさせられるものだった。

 うーむ。
 ここらでひとつ、考えをまとめてみるのも良いだろうか。
 今までだって、愛用の紀行録に簡単に書きまとめてはいる。とはいえ、考えを……自分の思いを事細かに書くなんて、そんなことはしなかったのだけれど……。

 ぼくのやる気がもつだろうか……。
 一抹、不安を感じつつも、やってみたいという気持ちが勝った。

 フォルアード・キャビンズの一室に、心地よい風が吹き込んできた。
 潮の香りを乗せて。


≪7.0のメインクエストがあれやこれや言われているのは知っていますが、私はとってもよかったと思いました!ぜひ、私の思うままに感想を書きまとめたいと思い、こちらにまとめることにしました!≫

≪光の戦士が思い返している体で記事を進めていくつもりですが、BGMや一方その頃……の場面などは、この形でプレイヤーの私が語ることもあります。≫
≪もうすでに、『土佐日記』みたいに、終盤、筆者が出張ってきてるやんけ!最初の設定どこ行ったん!?ということになりそうな気がしています!(企画倒れ)≫

≪更新、とってもゆっくりとなります。気が向いたときにふらっと立ち寄ったかたがふわっと温かい目で読んでくれていたらいいな……と思ってはいますが、気長にお待ちください。≫

≪あ、文才はそんなにありません!というのと、世界設定熟知しているわけではないので何かしら食い違ったら申し訳ない!≫

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