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【FF14】約4ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#06】

2024-11-09 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中 第1タウン、探索中。

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 とうとうトライヨラの町に到着したぼくたち。
 2つのグループに分かれて、町を散策することになった。

 ぼくとクルルは、ウクラマトに町を案内してもらった。
 活気あふれるマーケット、エーテライト・プラザ、兵士たちが鍛錬する詰め所……
 これだけ見てもまだ町の半分も歩いていないとは。
 見どころが多い町だ。

 (そういえばもうパッチ7.1が来そうです!どうしよう!続きがでちゃうよ!)
 (まあ、コツコツ書きますw)


 ブライトブルーム・ポストに行く道中にも見えていた、大きな門。


 壁に描かれた模様が目を引くのもあり、気になって仕方が無かったのだが、ウクラマトは次はここを紹介してくれた。

 この大きな壁の向こうに、大きな橋が架かっており、大きな大陸が広がっている。

 まだトライヨラの町から出ていないから、壁の向こうのサカ・トラルどころか、ヨカ・トラルすら未知とわくわくでいっぱいだったのだが、この壁の向こうに想いを馳せずにはいられなかった。

 ウクラマトによると、このトラル大陸はもともと1つの大地だったが、2柱の神々が争った際に大地が2つに裂け、今の形になったそうだ。
 壮大な話だ。

 この2つの大陸を統一したのが、現国王、ウクラマトの父親なんだという。

 グ・ラハが買ってきた地図をおぼろげに思い出してみた。トラル大陸はとても大きかったはずだ。

 それに、トライヨラの町並みを見てもわかるし、ウクラマトも言っていたが、トラル大陸には様々な種族、多種多様な部族が暮らしている。小競り合いが絶えない方が自然だろう。

 それを統一し、平和な世を築いた、現国王。
 とてつもない実力者、ということだろう。

 ウクラマトは、その意思を継いで、平和な世を守りたいと思っている。だから、王位を継ぎたいのだという。
 応援したい心意気だった。

 ちなみに、橋を渡ってサカ・トラルに行くには通行許可証が必要だそうだが、今は発行してもらえないようだ。残念でならない。

 ウクラマトが王になったら通行許可証をくれる約束を信じて、先にヨカ・トラルを満喫しよう。そう心に決めた。

 ……まあ、そもそも今は、ウクラマトへの協力という依頼を受けてここにいるんだけれど。

 いつか、サカ・トラルを冒険する日が楽しみだ。
(ヴィエラ男子は6.0での実装なので暁月以降の話しかできないのですが、この子ときどきプレイヤー(私)と全く同じリアクションするんですよね……!)

(ここの選択肢、即決でしたw 多分私も彼みたいなわくわくした顔をしていたと思いますw)


 クルルは、トラル大陸の伝承に興味を示していた。
 確かに、大きな大陸を二分するほどの神々だ。ハイデリンとゾディアークぐらい、大きな神々なんだろうな、と思った。

 ハイデリン、ゾディアーク、古代人…………古代人の時代にまつわるものを原初世界で見たことが今まであまりなかった気がするが、外との関わりが少ないトラル大陸にだから、古代の面影が消えることなく残っていることもあるのかな。
 そんな遺構が残っていても不思議じゃない気がした。



 住宅街……翼鏡の街の先にある高台へ向かう。
 建ち並ぶ建物を見ていると、落ち着いた印象とともに、どこか厳かに思えたが、もともとは神殿だったそうだ。
 そりゃあ厳かに感じるわけだ。
 ヨカフイ族と呼ばれる人々とも、いつか会えるだろうか。後々考えれば納得だが、この町にはいないようだから、なおさら気になった。

 上れば上るほど、階段がきつくなる。
 山肌に沿って造られているから、上っていくほど急になるのは、それはそうなのだが。
 ウクラマトは落ちて死にかけたことがあるらしい。口ぶりからするに、1度や2度じゃなさそうだ。

 王女が階段から落ちて命の危機に遭うことしばしば、とは……世話係たちはひやひやして仕方がなかっただろうな、と思ってしまった。



 階段を上りきると、眼前に巨大な建物が建っていた。
 サカ・トラル関門も大概だったが、こちらはそれよりも大きいように見えた。

 ヴォログ連王宮。王の居城だ。

 海の上からも見え、その大きさを物語っていたのは、間違いなくこの建物だろう。

 王の偉大さを示すかのように、高く高くそびえたっていた。



 連王宮にはどうせ後で行くことになるから、と、町の西側に向かう。階段を降りがてら、横を見れば海が覗いている。いい景色だと思った。

 西の門の近くには、ひときわ輝く大太鼓が鎮座していた。
 見るからに大切ものなのは伝わってくるんだが、ウクラマトはこれを壊したことがあるらしい。

 叩けば埃が出るように、町を歩けばウクラマトのお転婆なエピソードが出てくる。
 町の中で王女ほどの立場の人それだけ元気に過ごせるのは、平和であるからこそなのだろう、と思った。

 ウルダハで王女が同じように振舞おうものなら、事件のひとつやふたつ、みっつやよっつ、余裕で巻き込まれていることだろう。
 ナナモ様には申し訳ないが、そう思った。



 町の西側、ひっそりとした奥地にある、気球の発着場も案内してもらった。

(道案内されているだけで都市内エーテライトが解放できるの、すごすぎる……!と、この辺で気づきました。そのぐらい奥まった場所にあります、気球発着場。)
 こちらもエーテライトと同じく、第2王子コーナが留学後に持ち帰った技術なんだそうだ。

 ということは、3年前より以前は、移動手段は船か陸路しかなかったということだろうか……。
 それはさぞ不便だろう、と思ってしまうのは、陸・海・空路がすべて整っているエオルゼアで生活しているからなのだろうな。


 西側の門は扉が開いていて、人の往来があるのかと思いきや、ぼくが最初に行ったときには通行制限がされていた。

 ぼくたちが船で遭った大嵐は、トラル大陸の各地も襲っていたらしい。とてつもない嵐だ。
 西側の門は、グルージャジャ関門と呼ばれているそうだ。
 ウクラマトの父の……現国王の名前を冠しているらしい。

 ヨカ・トラル関門とサカ・トラル関門のままでも、南門と北門というように分かりやすかったように思うのだけれど……。

 トライヨラ建国を機に、ヨカ・トラル側の門の名前を王の名に変えたということは、ヨカ・トラル側との交流の方が多いのかもしれない、と思った。
 トライヨラの町もヨカ・トラルにあるし。

 門の横には牧場があって、そこでは、首の長い、もこもこした生き物が飼育されていた。
 アルパカ、というそうだ。
 ウクラマトの話によると、かわいい見た目に反して、恐ろしい獣なんだそうだ。

 そうか……?と、思ったけれど、万が一ということもある。かわいさに油断しすぎないようにしようかな、と、思った。


© SQUARE ENIX

【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#05】

2024-10-28 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中 第1タウン探索中。

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 長い船旅を経て、ついにトラル大陸へと上陸したぼくたち。



 大きな建物に、鮮やかな町並み。
 行き交う人々ですら珍しかった。

 ウクラマトの許可ひとつで入国の際の手続きまわりが完了したり、ウクラマトの姿を見て市民が駆け寄ってくるなど、王女という立場の権威や人望をうかがうこともできた。



 ウクラマトの案内で、町を見て歩く。
 まずは、この港……「満ちた玄関」のことだ。
 とても多くの荷物が置かれているところからしても、その賑わいはうかがえるものだが、ヨカ・トラル中のものがここに集まっていると考えると、心が躍った。
 植物や鉱石は、一体どんなものが取れるのだろう。各地の特産品は何だろう。

 トライヨラの町を見て歩くのが楽しみでならない。

 次に向かうのは、多くの人々で賑わうマーケットのようだ。
 クルルも辺りを見回して、興味津々といった様子だ。

(ちなみにこの7.0から、クエストマークが出ているキャラクターの周りにいる人を非表示にする設定が追加されましたが、シナリオを追いかけることを一番の楽しみにしている私としては、これがすごく快適で!すごくありがたかったです!)

ついでに、クエストマークがついてないNPCに声かけた時も周りの人は非表示のままでいてくれ……!ってシナリオ進行中ずっと思いました……!)
(スタッフ様、なにとぞ、なにとぞ対応していただけるとありがたい……!(心の叫び))



 次に向かったのは、港に沿って露店が広がる「ベイサイド・ベヴィー」。
 店の数だけじゃなくて、人の数も多い。
 ギルではない通貨でやりとりしているのも興味深い。
 このマーケットだけでも、トライヨラの町が活気に溢れた町であることは十分に伝わってくるのに、もう1つ市場があるというのだから驚きだ。

 どれだけ広いのか、トライヨラ。
 歩き回りたくて仕方がなかった。


(この屋台の上にかかってる布がめちゃくちゃ好きです……!ついカメラを足元近くに向けて上を映して走りたくなるぐらいw)

 色鮮やかな露店たちが目を引くが、エーテライトプラザへ向かう道中、トライヨラの建築について教えてくれる人がいた。

 トライヨラは外海との関わりがほとんどないそうだが、エーテライトはあるらしい。曰く、第2王子コーナがシャーレアンに留学した際、エーテライトなどの技術を持ち帰ったそうだ。

 勉強熱心な王子がいるようだ、と思った。

 それに、第2王子というと、継承順位が低いからさほど重んじられない場合もありそうなものだが、そうではないようだ。

 この国の王……ウクラマトの父は、その人の立場ではなく、考え方に目を向けられる人物のようだ。

 エーテライトに交感して、次の場所に向かって大通りを歩いた。
 広い道とはいえ、急な坂だった。
 小舟から見ていた時から薄々分かっていたことだが、この町はかなり高低差がある。
 町中を走り回るだけでも基礎体力をつける鍛錬になりそうだった。

 次にウクラマトに案内してもらったのは、兵士たちの詰所だ。ブライトブルーム・ポストというそうだ。

 ぼくたちがトライヨラに着いた時点での隊長はゾラージャだったそうだが、彼が隊長に就任したのもつい最近の話なんだそうだ。

 ……つい、「最近」と書いてしまったが、3年前のことだそうだ。人によっては全然最近じゃないかもしれない。

 国で1番強い者が就くポスト、か…………
 それだけ、十分に認められていた人物、だったのだろう。

 ウクラマトの話の中に、彼女の兄たちの話題が出たが、詳しいことは後々、聞くこととなった。

 ブライトブルーム・ポストの中を見学させて貰ったが、兵士たちがめいめいに鍛錬に励んでいた。
 実戦形式で剣術を磨く者もいれば、トライヨラ馴染みの戦術……ヴァイパーの剣さばきを木人相手に鍛錬する者もいる。
 魔法を得意とする兵士は、より強い威力を出すためだろうか、精神を研ぎ澄ませていた。

 声をかけた兵士の1人が言っていたことだが、様々な種族の者が所属しているから、1人1人、構え方が少しずつ違う。
 それが面白くて、見ていて飽きなかった。


(ちなみに、詰所の奥の方にある、入れない塔の裏手に登山スポットを発見しました!)
(登山苦手だけど、いつか挑戦したいぞー!)


© SQUARE ENIX


【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#04】

2024-10-27 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 トラル大陸へ向かう船の中。
 ぼくたちは、突如、大嵐に巻き込まれる。
 手助けに奔走したところ、ウクラマトの信頼も上がったみたいだ。

 小舟に乗り換え、陸地を目指す。
 青い空と海が、ぼくの冒険心を搔き立てていた。

 いよいよ、トラル大陸に上陸だ。




 青い空、青い海。
 眼前に広がる陸地の、両腕を広げたような大きな建物と、崖に沿って作られた鮮やかな家々が、ぼくたちを出迎えた。

 色鮮やかな町、と言ってしまうと、ラザハンと同じように聞こえるかもしれない。が、ここはここで、ラザハンとは違った彩りを見せていた。

 道行く人々に目をやる。多種多様な住民がいるようだ。
 ゴブリン族に似た種族や、仮面を着けた小柄なヒューラン族のような人もいる。

 アルフィノは、イシュガルドでの冒険を思い出しているのか、色鮮やかなバヌバヌ族のような人が気になるようだ。


 ウクラマトから見ても、海の外とのやりとりは、この大陸では珍しいもののようだ。

 さて、無事、トラル大陸に到着したわけだけれど。
 手続きは必要なのだろうか。
 オールド・シャーレアンに初めて訪れた時には、ぼくとエスティニアンは入国できない危機に陥りかけたけど…………

 と、そうこう言っているうちに、マムージャ族と、兵士と思しき出で立ちのロスガル族……いや、シュバラール族、だったか…………に声をかけられた。
 継承の儀という大きな儀式の前だ。当然のことだけれど、警備を強化しているらしい。

 ……どうする、「職業:冒険者」はこちらには馴染みがあるのだろうか?シャーレアンでは呆れたような顔をされたけれど……
 ……と、心配したが、杞憂だったようだ。

 ウクラマトが許可を出したと聞くと、警備の兵士たちは謝罪をし、そそくさと引いていった。
 なるほど。この国で、王族の権威は大きいようだ。
(ここで今回の黄金のレガシーではぷぷっと笑える面白要素が随所に盛り込まれていることを直感しはじめました、私。)


 ウクラマトは、失礼を詫びる兵士に温かい声をかけていた。



(余談。)
(アリゼーさんは町並みの人の多さに驚いていました。それは納得。)
(アルフィノさんは相変わらず色鮮やかなバヌバヌ族が気になったらしく、いつの間にかエレンヴィルに種族名を聞いていました。どんだけ気になってるんw)

(アルフィノさんにとってのイシュガルドでの旅は、事あるごとに話題に挙がるぐらい思い出深いし、今のアルフィノさんを形成する上でとてつもなく重要な位置を占めているんだろうな、と思いました!)



 エレンヴィルとウクラマトがトライヨラの町を案内してくれるそうだ。

 いざ早速出発……といこうとしたが、今度は、背後に垂らしたカラフルなストールが特徴的な、色鮮やかな軽装を身にまとった人々が駆け寄ってきた。

 どうやらトライヨラの市民のようだ。ウクラマトの姿を見て、集まってきたらしい。
 人望があるんだな、ウクラマト。


 ウクラマトは、市民を邪険にすることなく、むしろ気さくに話に応じていた。


 このまま大人数で町中を歩くと目立ってしまうとのことで、2グループに分かれて町を見て歩くことになった。アルフィノとアリゼーはエレンヴィルが、ぼくとクルルはウクラマトが案内をしてくれることになった。


(そしていきなり釣りをする私。ヌシ釣りとかをするタイプではないのですが、新しい町に水辺があると、ついw)
(黄金最初のお魚は、丸くて平たそうなフォルムがかわいいお魚でした。名前もなんか素敵!)


© SQUARE ENIX

【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#03】

2024-10-26 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 遥か西方、トラル大陸へ向かう船の上で、乗員たちと話をした。
 彫金師、商人、グリーナー、探検家…………さまざまな人が乗り合わせていた。
 さまざまな人が乗っていれば、聞ける話もさまざまだった。



 ひとしきり甲板にいる同乗者たちと話したあと、船室に戻り、皆と他愛ない話をして過ごした。
 船に乗って以降、ウクラマトの元気がないんだが、大丈夫だろうか。

 心配ではあるけれど、アルフィノが次の話題を話し始めた。
 エレンヴィルにトラルでの種族の呼び方を聞かねば、と思っていたんだけれど、アルフィノのおかげで聞かなくても聞けてしまった。

 ヴィエラと同じように長い耳を持つ種族、シャトナ族か…………
 ヴィエラは、男は師匠のもと、森の中で暮らし、集落を守ることを宿命づけられているが、シャトナ族はどうなんだろうか。
 
 エレンヴィルの口ぶりからすると、シャトナの男性も集落の中にいることはほとんどなさそうだが…………と、この時は、気になって仕方がなかった。

 エレンヴィルの母親の話も気になったのだが、続きを聞くことは叶わなかった。

 船員たちの慌てふためく声が船室中に響いたからだ。
 助けに甲板に出ると、横から激しい雨が打ちつけた。

 大きく揺れる船体。立っているのもままならない。
 とんでもない大嵐だった。
 波に踊らされて大きく傾く船体。足を滑らせて船から落ちそうになる人もいた。

 このままではまずいと思い、魔法障壁を起動すべく、ぼくは走った。
(ちなみに、メインクエスト7.0を始めたこの日、討滅戦ルーレットで当たったのは、なんと、よりにもよってリヴァイアサンでした。なんたる偶然。)

(エレンヴィルが珍しく素直に感心してくれているのに、「さっきリヴァイアサンで触ったからw」とひとり笑ってしまいましたw)

 ウクラマトも、なんだか調子が悪い中、奔走してくれていた。
 実際、助けになっていたのか、というところは怪しいが、トラブルがあったときに他人のために行動できる心の持ち主だと知ることができたのは、良かった気がする。



 翌朝、目を覚ますと、船室は窓からの柔らかい光で溢れていた。
(ここでグラフィックアップデートのすごさを痛感した私。光の反射がめっちゃくちゃ綺麗でした……!)

 甲板に出る。
 爽やかな海風がぼくを迎えてくれた。
 雄大な波の音に紛れて、海鳥の声も聞こえた。

(これは……!リムレーンさんが依代にしていた鳥さんと同じ種類の鳥さん……!!!と感激しました!)

(サリャク像に見送られ、デリックと同じ髪型のかたが旅支度を整えてくれ、リムレーンさんの依代と同じ鳥がトラルに導いてくれている…………なんて素晴らしいんだ……!神様に愛されてるよヒカセン……!!と思いましたw)

 エレンヴィルが、陸地が近いことを教えてくれた。
 平穏な、とはいかなかったが、とうとう船旅も終わりのようだ。

 手当てを手伝っていたアルフィノたちも、後ろ髪引かれることなく下船することができそうだ。
 大事にならなくて良かったな、と思う。


 そろそろ下船、といっても、まだまだ陸地は見えない。
 ここからは小舟に乗り換えてトライヨラを目指すそうだ。
 この大嵐の中で手助けしたことは、賭け事が賭け事にならなくなるくらいの活躍になってしまったらしい。

 当の継承候補者本人であるウクラマトが動けていたかと言われると…………正直、この時点では、まだまだだったと思う。

 でも、これからの活躍に期待が持てる。

 そんなスタートになったのではないかと思う。


 青い空に、青い海。
 遠くには陸地が見える。


(ここ、めちゃくちゃトレーラーと同じセリフ、同じ動きをキャラクターたちがしていて、おお、ってなりました!)


 さあ、ようやく到着だ。
 トラル大陸での冒険が、始まる。


© SQUARE ENIX

【FF14】約3ヶ月遅れて7.0の冒険を振り返る【#02】

2024-10-09 | 冒険録(FF14)
現在進行度:パッチ7.0「黄金の遺産」 Lv90メインクエスト進行中

(この記事には『FINAL FANTASY XIV』のネタバレを含みます。各々の責任で閲覧には注意してくださりますよう、よろしくお願いいたします。)



【前回のあらすじ】
 遥か西方、トラル大陸を統べる、トライヨラ連王国。
 その王女、ウクラマトの依頼によって、冒険者は海を渡る。
 ガレマルドの民との和解の手がかりを探す、アルフィノとアリゼー。
 手紙と耳飾りを携え、祖父の旅路の真相を探す、クルル。
 仲間とともに、晴天のオールド・シャーレアンを出航する。




 トライヨラへ向かう、船の上。

 当然だが、右を見ても左を見ても、海。
 燦々と照る太陽のおかげで、きらきらと輝いている。

 遙か西方、トラル大陸に到着するには、当たり前だが時間がかかる。
 皆はめいめいに船の上での自由時間を満喫…………過ごしているようだ。

 クルルから、船に乗っている人に話を聞いてきてはどうかと提案された。


 確かに、聞き込みや情報収集は、冒険者の基本だ。
 ぼくは、同乗者たちと話をしてみることにした。



 ……と、その前に。
 船の舳先に立ってみた。
 危ないのは百も承知なんだけれど、先程、ウクラマトが船首の先の先まで行っていたのが、少し羨ましかったんだ。

 潮風が気持ちいい。
 これから、どんな冒険が待っているんだろう。
 トラル大陸の人々はどんな生活をしているんだろう。
 どんな強敵が待っているんだろう。
 楽しみで、弓を掲げたりなんてしてみた。

(我ながらうちの子めっちゃかっこいいと思った瞬間でしたw)



 さあ、同乗者に話を聞きに行こう。


 彫金師のフォンジャンテーンは、新天地を求めてトラル大陸に渡ることを決意したらしい。
 ウルダハのエシュテムといえば、とても有名な店のはず。つまり、彼は実力ある彫金師なのだろう。

 そのまま働いていても、生活に困ることなく、周りから「すごいね」と言われる日々を送れると思うんだけれど……なぜ……?
 きっと、その答えは、彼が見せる憂いを帯びた表情が物語っているような気がした。


 ララフェル族の商人は、トラル大陸で取引を行うつもりのようだ。
 彼からは、トライヨラでの種族の呼び方について聞くことができた。聞き慣れない響きの呼び名ばかりだった。
 ……なるほど、エオルゼアとトライヨラでは、言葉もまるで違うんだな……。

 相手の言葉を知るというのは大切だ。言葉は、コミュニケーションの要になるのだから。言葉を知らなければ、知らずに無礼を働いて、トラブルになることだってある。

 ……まあ、ぼくの場合は、超える力のおかげか、ある程度話していることが理解出来る……気がしているんだけれど。
 それでも、言葉は文化のひとつだから。

 トライヨラに着く前に、良いことを聞けた、と思った。


 トライヨラには、グリーナーも用事があるようだ。

 まあ、これは納得、かな。
 終末の危機が過ぎ、あらゆる動植物を集めなくて良くなったとはいえ、シャーレアンは学問の最先端だ。あまり交流のない地域には興味津々だろう。

 このグリーナーのかたは、エレンヴィルの知り合いで、この船を融通してくれたという。ありがたいことだ。
 お礼を行って、他の人のところへ向かった。



 マムージャ族とルガディン族の乗員だ。
 そうか、マムージャ族はトラル大陸の出身だったか。片言で話していた彼が急に流暢に話し始めたときは驚いたが、すぐに事情がわかった。

 湯浴みの踊りといえば、ブロンズレイクで、湯浴みの踊りをしようとするマムージャ族が出禁になってトラブルになっていたのを思い出した。
 気には、なるんだよな……。

 気になるといえば、ケテンラムのこともそうだ。
 ルガディン族の中では憧れの存在なのだろうか。今までどこで冒険をしたのだろうか。
 彼の足跡をたどれる日が来れば、新たな旅路を決めるときに参考にできるかもしれない、なんて考えた。



 アルフィノは、船に設置されている装置が気になるようだ。
 魔法障壁を発生させる装置のようだ。
 ぼくはリヴァイアサンやビスマルクと戦ったときにお世話になったけど、普通に生きてたらお世話にならなかっただろうな……とは思う。
(そもそも船の形が特殊すぎますものリヴァイアサン討滅戦とビスマルク討滅戦。まあ、それは、シドさんの発明がすごいということで……)



 ここの船員たちの間で、賭けが行われているようだ。

 今回、ウクラマトが挑んだ継承の儀で、王位継承権をもつ者は1人じゃない。
 確かに、トライヨラでは皆、誰が王になるのかを楽しみにして……そして、期待していた。
 楽しみにしていたのは民衆だけじゃないということだ。


 ウクラマトは、潮風を浴びて、海を眺めていた。
 なんだか辛そうだとは思っていたけど…………まあ、これは後で書く機会があるかな。


 一通りの乗員と話して、クルルに声をかける。
 クルルも種族名には興味があるらしい。
 ちょうどいい、後でエレンヴィルあたりにヴィエラ族の呼称を一緒に聞きに行こうかな、なんて思った。


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