核兵器が都市部に投下されると図のような感じにヘル・リングが形成されます。
このヘル・リングにおける被害を最小化しようとすると、都市の形状は必然的にライン型になります。
さらに上図のようにすべての建物を厚さ1mのコンクリート壁で覆うと、被害をゼロにすることも可能です。
ドーナツ型の施設の中には樹木を植え、内側にスケルトンの強化ガラスをはめ込むことで憩いの空間を作り出せます。
ライン型都市は、上下水道ガス管の長さと電線、光ファイバーの長さも最小化することができます。
(なんなら上下水道ガス管を無くすことも可能です。その話はまた次回に)
河川の片側に都市を建造し、片側にだけ堤防を設置して流域治水することで、都市内部における洪水被害を完封することも可能になります。
外壁をコンクリートとステンレス板で囲み、内部を木造とすることで、この建物群は1000年間の使用に耐えられるようになります。
窓が無く、熱効率が良いため、クーラーや暖房器具も不要になります。
外側に窓ガラスが無いので、野鳥が衝突して死んでしまうバードストライクも防ぐことができます。
内部は一部屋15畳くらいの広いワンルームがずらりと並ぶ形になります。
家賃はおそらく月額500円くらいになります。(1000年間使用できるため、極端に安くできる)
こうなると日本でも3カ月間くらいのバカンスを楽しめるようになるかもしれないですね。
コンクリートとステンレスならまだしも、木材が1000年ももつのか?
と突っ込みたくなるかもしれませんが、考えてみてください。
京都の古寺には1000年前に建てられて、現在も現役で建っている五重塔などの木造建築物が多数存在します。
(木材は伐採から数百年後に強度が最強になるというデータもあります)
しかもあっちは風雨にさらされる状態で残っています。
こっちの木材はコンクリートの外壁の内部に使用するため、さらに長期間の使用が期待されます。
今後しばらくの間は、このライン型幾何学都市についてのブログを書き綴っていこうと思います。
PS,核ミサイルを撃たない、撃ち込まれない平和な世界を望みます。