11/24 18時～ グローブ座
出演：ブランチ・デュボア 篠井英介、 スタンリー 北村有起哉
ステラ 小島 聖、ミッチ 伊達 暁、ユーニス・ハベル 明星真由美
スティーヴ・ハベル 菅原永二、パブロ・ゴンザレス 押田健史
集金人の若者 Takuya 、見知らぬ男 永島 克 、医師 鈴木慶一
この舞台名前は聞いたことがあるけど、見たことなくて、気になっていました。
篠井さんは、女形で独特の世界のある方で「女中たち」でもその存在感は凄かったので、今回も絶対に凄いはず！と、思って行きましたが期待は裏切られませんでした。
お話しは、元教師のブランチは、妹のステラが暮らしている街ニューオリンズへ電車で訪問。二人はかつては大農園ベル・リーブで育った、古き良き時代の上流階級の育ち。上品に振舞うブランチの態度に、ステラの夫でスタンリーは我慢できず、喧嘩が絶えない。スタンリーの友人ミッチは、清楚なブランチに惹かれてゆき、ブランチはミッチの愛に、最後の望みをかけるのですが、ブランチの本当の現在の姿を知ってしまったミッチは受け入れられず、最後は病院へ。
という感じで話しが進んでいくのですが、この育ちがいいけど、過去の栄光にすがって、今の自分を隠しておしゃべりしまくっているブランチにぴったりというか、篠井さん以外はあてはまらないぐらいぴったり
北村さんもはまっていました。私はウィートーマスの初演時に観ているのですが、今回の役は、このときの雰囲気の感じでやられていたように感じます。
内容も考えさせられるものというか、ずっと演じられるべき作品だと思いました。
