いつもありがとうございます!社長の柴田です。
今日は、マンション床面のリフォーム工事を簡単にご説明いたします。リフォーム対象のマンションの多くは
カーペット敷きがほとんどですので、まず、現状と同じカーペットにされるかフローリングにされるかをお決め
ください。価格面をお考えの場合は、カーペットの方がお安くできます。現状のカーペットを撤去するとクッション材
のフェルトが敷きこまれています。その下はコンクリートです。フェルトは長年の間にかなりのほこりやダニなどの
玉子、死骸が蓄積されてます。そんなにお高いものではありません。ぜひ、張替えをおすすめいたします。
部屋の四方にカーペットの端部を止めるグリッパーがコンクリート面に取りつけてあります。交換の必要がない
場合は既存品を利用いたします。
フローリングにされる場合は、まず、マンションの管理規約でフローリングの張替えが可能かどうかお調べください。
可能であればフローリングの遮音の基準が決められています。L=45と言う基準が一般的ですが、なかには
L=40と言う厳しい基準を採用しているマンションもあります。もちろんお値段も高くなります。
戸建に使用するフローリングとは施工方法が違い、専用ボンドで下のコンクリート面に張っていくためフローリグが
ある程度まがります。下のコンクリートの仕上げが悪ければフローリングが不陸を拾うため、波打ちが発生します。
また、戸建用のフローリングと違い遮音材が裏面に張っているため、歩くとふわふわ感を感じます。
後は部屋の四方に巾木(ソフト巾木、木巾木)を張って完成です。厚みが約13mmですので、段差がでる箇所に
は見切り材を使用します。
私としましては、フローリング張替えをおすすめいたします。なぜって?それはフェルトのほこりの吸い込みのすごさ!
を施工時体感しているからです。尚、マンションは必ず管理組合に施工申請の書類提出が必要ですので、前もって
ご確認ください。