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美しいもの、潔いことが好き。地味で平凡な勤め人女性の、単なる備忘録。

Attitude(ブログと誰かと私について)

2022年07月08日 09時04分00秒 | 日記

ここで綴っているような話を、友人等にストレートにぶつけることはほとんどない(除 軽い話題、身辺雑記)。 もっとも、現在の私にとって、友人という存在は皆無なのだけれど、それはさておきとして。
私的な交流のある人に、自分の思いを隠したいというわけではない。話せない、ではなく、話さない。

必要に応じ、薄めて飲み込みやすくした上で話題にすることはあるが、原液を差し出すことは、特別な場合を除いては行わない。 それは、信頼の有無とかの問題ではなく、マナーやエチケットの領域だと考えている。

かつては、「この人なら、私のことをわかってくれるだろう」と思った相手には、ここでの記述くらいの濃度の言葉を当然のようにぶつけていた。まさに、全力投球で。そして、同等以上の濃さと強さを持つ言葉が返って来ることを望んだ。そして、共感にしろ想定外の反応にしろ、どのくらい承認欲求を満たしてくれたり、面白い刺激をくれたりしたかを、互いの関係の深さだと認識していた。

 しかし、相手が自分の希望通りの濃厚さで反応してくれるとは限らない。それは当然のことであり、期待すべきではないことだ。不満を持つなどお門違いだ。
それなのに、今よりはるかに依存心が強く甘ったれだった私は、相手の反応が薄いと、自分を否定されたり軽んじられたりしような気分になってしまった。のみならず、相手に露骨に不満な顔を見せたり、責め立てたりすらした。 いやはや、非常に愚かなことをしていた。


現在、以前よりはるかに他者に寄りかかることなく自尊感情を満たせるようになった背景としては、非常に質の高いカウンセリングとのご縁があったこと、さらに、SNS等を利用し、ネット上で自分の本心の確認や感情の吐き出しを続けたことが挙げられる。
オンラインのコミュニティの片隅に、濃くて熱くて重い言葉の原液を、そっと置いておく。 いつ、誰が見つけてくれてもいい、まったく気づかれなくてもいい。 誰かが見つけてくれたなら、しっかり味わってくれてもいい、少しなめるだけでもいい、口をつけなくたっていい。 味わった上で、美味しいと飲み込んでくれてもいい、不味いと吐き出されてもいい、特にどうとも思わなくてもいい。

感想は、がっつり伝えてくれてもいい、さっくりよかったとの一言でもいい、さっぱり何も述べずに立ち去ってもいい。 私の言葉や思い等は、そのくらいゆるく接触のレベルを選択出来る場に、そっと置いておくくらいがふさわしい。

原液を希釈せずに口にしてもらい、積極的に意見や感想や助言を求めることが許されるのは、現行のシステムでは、相応の対価を支払った上でのカウンセリングやセラピーの類くらいだろう。それだって程度問題だ。 それらを、特定個人に期待することーしかも無償で-など、どんなに親しい間柄だとしても、あまりにも図々しい。むろん、それが無条件で許されるような、言うなればソウルメイト的な関係性もあるだろうけれど、その場合も、相手に絶対に何らかの反応を要求できると思うのは、違うよね。

その気のない相手に強引に原液を飲ませてはいけない。逆に飲むことを強いられるのもきっぱりとお断りだ。

 

【今日のドリーム】

約3年ぶりの来店です。本当は昨日の方がよかったかな。でも七夕メニューをいただけたし、I feel 上々あなたの夢は何ですか?



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